宮古島から沖縄本島に戻り、まっしぐらに北部、東村のカナン・クロスファームへ向かった。

後述するが、とても嫌な事件に巻き込まれた方がオーナーの宿だが、素敵な処だという評判があちこちから集まって来るので、実質・その宿に泊まるのみの目的で、宮古島からまっすぐ帰京せず、本島に立ち寄った様なものです。

 

高速道路終点の許田ICから一般道を走ると、ツール・ド・沖縄参加の人達の雄姿がちょくちょく目に入る。

そういえば、東京からの往路初日では自転車輪行バッグ担いでた人を何人か見掛けたなー

 

さて、到着したのは17時。那覇空港からは遠いです。それに、夏場なら20時くらいまで明るい沖縄も、この時期の日の入りは本土(九州あたり)とそんなに変わりません。近場を散歩しているうちに日は暮れてゆきました。

1階がレストラン、客室は2階ですが、各室平等に素敵なベランダが備わっている様子が見て取れますよね。

 

さて、此処は名前から連想できるかと思いますが、自家製オーガニック食材を通じてゆったりくつろぎましょうよ、というコンセプトの宿であり、食事タイム中心の紹介記事になります。

 

最初に出てきたのは、小ぶりのパンが添えられたスープ。コンソメ味+ココナッツミルクがベースと思われますが、別途、微妙な辛味のスパイスが入っている様です。

こんな説明で、どんな味わいを想像されますか? 私的には問答無用級の美味さで、オリジナリティさにも感嘆!

ちなみに、オリオンビールの瓶って生涯で初めて見た。

 

次に出てきた野菜サラダと天ぷらのプレート。

クワ、カボチャ、ゴーヤといった異色メンバーの取り合わせ。海ブドウのブツブツ食感も楽しい。

右下の生野菜は、何も調味料を付けず、“素”の味でその深さに感じ入ることが出来た…、キュウリなんか特に。これがご自慢の自家製野菜なのだろう。また、小さく映っている赤いのがアセロラで、ほんの細やかな酸味が味わえる。

 

天ぷらがまた逸品で、俺が敬遠しがちな“油っこさ”が抑えられており、春巻きの皮の様な衣のカリカリ感がたまらない。塩ふって頂きました。

 

典型的なビール党として、実はあまり得意ではない泡盛だが、ここへ来た通過儀礼としてオーダー。最後のメイン料理に合わせ、お上品に? チビチビやりました。

実に噛み応えのある食感のハンバーグ…、カナンスローファームでは豚さんも飼育しており、そのお命を頂戴、という事になるが、口の中で幸せが広がっていく味わいなのでした。フワッとしたブー様と、きめ細かな玉葱ミジン切りテイストがこれでもか、って位ハーモナイズされているのです。

 

も一つ、茶そばが写ってますが、バジルを絡め、炒めた物。やはり「超・美味い!」とだけ、感想を書いておきますが、どんな味わいを皆様は想像されるでしょうか?

 

デザートは、アイスティーに、ドラゴンフルーツ・マンゴー・シークワッサーで酸味付けたバニラアイス!

 

ここまで気味悪いくらいのヨイショ振り???

マジで他意はないのだけど、俺的にはどれもこれも、一口頬張っては目を閉じて、味に集中してみた感想を書いているだけなのです。

 

奥のデッキで夜空も楽しめました、潮騒だってちゃんと響いてくるし…。多分、2階の各部屋は平等にこんな感じなのだと思います。

 

続いて、朝食の紹介です。

パンは、卵とミルクを沁み込ませて焼いたものだと思われますが、これもウマ~! とだけ書いておきますが、読んで下さってる方々はその味をご想像ください(笑)

フルーツポンチとヨーグルトを絡めて口にしたときも、ポンチの酸味が絶妙に広がっていきました。

 

昨夜もそうだったが、この1階レストランは、とてもお洒落なつくろいで、ゆったりしたピアノBGMが流れるFANTASTICな空間なのでした。

己のガラに合ってないのは渋々?自認するけど、たまにはこういうのも味わせて下さいな。

 

とても美人な宿主奥様と、フレンドリーな男女お手伝いさんがいて、そうした意味からも応援したくなる施設でした。

 

道を挟んだ海岸は、宮古島とは異なり季節外れの様相、かつ時間の余裕もなかった…ので潜れませんでしたが、トロピカルさの薄いこうした処でどんな魚と出会えるのか、興味があります。

この沖縄北部は、淡水でもリュウキュウアユが観察できるところ。その時間も取れなかった点もあるし、カナンスローファーム名物の塩パイン(塩水で美味しい果実に育てる)も季節外れだったとかで、再訪、という課題が出来てしまったかな。

今回縁がなかったが、ランチタイムのロコモコやカレーもとても気になってるのです。

平日で、男一人でも難なく予約できた今般、帰宅後にこの宿の話を聞いた家内もかなり乗り気になってくれていますが、今年はどうだろうか。

兎に角、純粋に沖縄北部で良い滞在を、とお考えの方にお勧め致します。交通の便に恵まれない北部なので、那覇空港から3時間はかかるという難点はあるのですがね。

 

 

さて、ここからは補足事項として記述します。

 

平成28年9月17日、外国のお客を車で案内していた当宿のオーナー・依田啓示さんが、米軍基地反対活動に従事する活動家たちに止められた。

当時、東村の高江地区で、米軍基地面積縮小に伴い代替地としてのヘリパッド建設が進められており、沖縄の米軍基地そのものに反対する人たちが、この建設にも反対する活動にも精を出し、工事関係者の進行を妨害する意図で検問を行っていた

公権力を有す筈のない者たちの不当行為に苦情を言うと、揉み合いになり、実態は高齢者である相手連中がそこで全治三日間(注:こんなの実質かすり傷程度のものでは?)を負わされたという事で傷害罪で起訴までされ、有罪判決まで出てしまった、ということ。

ちなみにお客様と言っても子供が含まれており、その殺伐とした雰囲気に巻き込まれワンワン泣いていたとも言われてます。

事件が起きて以来、依田さんが受けた被害、あるいは沖縄の反米活動家達の不当行為をSNSや講演で発信し続けてきたが、何せ昔の学生運動やっていた連中や地元教職員組合、或いは反日外国人などが寄り集まった活動集団なので、逆に依田さん個人を誹謗中傷する発信を始めてしまった。
このカナンスローファームの不買運動やら、依田さんが育て、提供しているアグ―豚肉を扱っているから、という理由で東村のふるさと納税阻止、東京の取引先への不買運動なども呼びかけている訳です。

沖縄と言えば、地元新聞社二紙も極左言論新聞なので反米活動家の都合の良い部分しか記事にしないし、全国紙も(保守的な産経新聞意外は)この事件の実態をきちんと報道していない。

自分たちの主義主張のために、一個人の生活基盤を奪う様なことを平然と行う連中としか思えません。すでにネットが発達している現在、沖縄の活動家たちの常識はずれな行動は幾らでも紹介されているのに、こんなのが蔓延り続ける社会も狂っている。

 

類似案件で、救急車までも止めて検問した活動家の実態を報道したTV局を、放送倫理・番組向上機構という組織が『「停止させた」→「止めた」と誤った報道をした』などとして、該当番組放送を終了まで追い込む様な顛末である。
停止と、止める、ってどこが違うの? こんなの子供だましにすらなっていない… こんなの大の大人が集まっているはずの組織が発信する言葉とは到底信じられない。

依田さんの講演動画やTwitter等での発信内容は幾らでも検索して確認することが出来ますが、この人と活動家たちを比べてみて、人相から言動内容に至るまで、どちらがまともな人に映るでしょうか。



沖縄北部の貴重な農業・観光産業を営んできた人たちの平穏な生活が取り戻されることを切に願い、カナンスローファーム様を紹介させて頂きました。

 

よろしければクリックをお願いします。

 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ
にほんブログ村