アゲハ探索中。 | 虫ガールと恐竜ボーイ

虫ガールと恐竜ボーイ

虫をこよなく愛する娘と恐竜を愛する息子の日常を綴った日記です。
だんだん虫に慣れてきた母の写真・絵付き。

数日前、帰宅して何気なく手をテーブルの上に置いたら
何かに当たった。
何だと思って見てみたら、

黒いカメムシの死体だった!!!

ギャー!!!


カメムシなだけでも十分触りたくないのに、
黒いって!!最初ちっこいゴキブリかと思ったわ!!

私が手を振り払ったので床に落ちた黒カメムシ。

ギャーギャーブツブツ騒いでいる私に、
「ちょっと気をつけてよね」
とクールに文句を言う娘。

マンションの階段で見つけて拾ってきたらしい。

いや待て!気をつけるのはオマエだ!!

虫の死体をテーブルに置くな!!!



相変わらずのそんな娘ですが、
彼女には今探しているものがあります。
それは、

アゲハの幼虫。

こういう子ですね。

春になり、町でもアゲハがちょこちょこ見られるようになってきたので
そろそろ幼虫が出るんじゃないかと近所のミカンの木を見回っています。

幼虫を見つけたらどうするかというと、
連れ帰って羽化を観察するんだそうです。

去年の秋にも2匹の幼虫を連れ帰り無事に羽化させたんですが、
気づいたらもうチョウになってて肝心の羽化のシーンを見逃したので

今年こそはリベンジしたいらしい。

と、まるで娘だけの希望のように書きましたが、
実は私もアゲハの羽化は見てみたい。


ちなみに、アゲハの幼虫というと↑の写真のような緑色のやつを思い浮かべる人が多いと思いますが、
これは4回脱皮した5齢幼虫といわれるものだけです。
卵から孵った1齢幼虫~3回脱皮した4齢幼虫までは黒い色をしています。
(見せたいのですが、あんまり可愛くないので写真撮ってない・・・)
この色は鳥の糞に擬態しているとも言われています。

で、うちでは緑色の5齢幼虫のうち、
でかくてあまりエサを食べてなさそうなやつを、その周りに落ちてるミカンの葉っぱ一枚と共に連れ帰ります。

そうするとけっこうな確率で即サナギになってくれ、
「やばい!エサがない!!」
ということがなくなるからです。
(ミカンの葉っぱなんてそんなに簡単に調達できませんからね!)

さて娘、今年は見つけられるでしょうか?!
(母は心の中で応援してるよ!)