18日朝に発生した大阪府北部の地震の影響で、大阪や京都のゲストハウス・民泊・ホテルでは宿泊予約のキャンセルが相次いでいる。
交通機関がマヒしていたことに加え、ホテル関係者は「関西に行くのを見合わせようという動きもみられる」と話している。
大阪市北区のリーガロイヤルホテルでは18、19の両日で計約200件の予約がキャンセルになった。
関西空港へのアクセスが良い南海難波駅に直結し、宿泊客の約8割が訪日客というスイスホテル南海大阪(同市中央区)でも、18日から数日間分のキャンセルが続いている。
またゲストハウス・民泊が集中している大阪市中央区日本橋で宿泊客のすべてが訪日客という民泊でも6月末までの予約がすべてキャンセルが入ったという。
「宿泊客の安全が第一。」
こういう状況なのでキャンセルは仕方がない」と担当者は話す。
JR京都駅前の京都センチュリーホテル(京都市下京区)では18日に約30件のキャンセルが発生し、19日以降についても相談が寄せられているという。
京都ホテルオークラ(同市中京区)でも18日に約30件のキャンセルがあった。
ただ、交通機関のマヒで京都から出られず、急きょ宿泊する人も相次ぎ、「結果的に相殺された」(担当者)という。
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