山梨 甲府盆地

山梨県

山に囲まれてますよ それがなにか?

スポンサーリンク

甲府にも住んでました

えっと…。

私、山梨県にも住んでました(笑)

県庁がある甲府ですね。

そこに住んでた時期がありました。

ちなみに山梨県の県庁所在地は甲府市です。決して山梨市ではないですよ。

 

実は私の中で甲府は、住みやすい街で上位に入ります。

お断りしておきますが、「私の中」でです。

他の人は知りません(笑)

 

私はもともと会津という「ザ・盆地」で生まれて育ってるので、

山に囲まれているという環境がとても落ち着くんですよね。

理屈抜きに落ち着くのです。

 

逆に嫁は東京で生まれ育ってるので、

周りにビルとか、街の中じゃないと落ち着かない。」と申します。

「山が見えるのが不思議。旅行感覚。」ってね。

…これはもうしょうがないですよね。

生まれて初めて育った環境ってどうにもこうにも、色々刷り込まれますからね。

もうしゃーない。

…まあでも嫁もタフですよ。

全然環境が違うところで生活しても、あんまり動じないのですから。

だから今でも私の嫁でいてもらえるのでしょうけどね。

ありがたいことです。

ここで都会で生まれ育った嫁に謝りたいと思います。
…ゴメン。
今まで田舎自然豊かなところばっかりに住まわせてすみませんでした。
虫とか蜘蛛とかいっぱいいるところでごめんね。

 

…あれ、話脱線しましたね。

今回は甲府の話でしたよ(汗)

 

盆地の民は少数派

山に囲まれて生活をするって、海に囲まれた日本において結構少数派なんですよね。

海があるのが当たり前っていうか、海基準の考え方が当たり前というか。

そもそも人口が集まりやすい街は、大体海沿いにありますし、

山に囲まれてる人々の人口なんて、全体からすれば圧倒的に少ないのですよ。

山基準の考え方って、日本だと結構マイノリティーになりやすいのは、

お分かりいただけるかと思います。

 

…ってなにが言いたいのかと言いますと、

甲府で道を案内するときって、地元の人は「東西南北」で表現します。

「その交番を西に行って。」とか、

「北へずーっと行って、3番めの信号を東曲がると見えるよ。」とか。

これって他県から来た人は、相当混乱するらしいですね。

「東とか南とか言われてもわかんねーよ!」って。

でもこれ、盆地人間からすると全然不思議じゃないんです。

私だけだったかもしれませんが、

「ああー。東西南北が山基準の話なのねー。」って、違和感なく受け入れましたね。

海が基準の感覚だと分からないかも。

 

甲府は、東西南北特徴的な山々に囲まれてるんです。

北は北岳や鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳を中心とする南アルプス(ややこしい)

南は富士山。西は八ヶ岳連峰。東は…。

えっとなんだっけ?

あ、奥秩父連山だ(笑)

…まあ、2〜3000m級の山々に囲まれてる街って、

日本には山梨と長野・岐阜くらいにしかないんじゃないですか?

これって圧倒的に少数派ですよ。

 

空間を把握するときの方向感覚

神戸や高知なども、東西南北で方向を示すそうですが、

もっぱら海基準の話で、

海がある方向を南とする」という、大雑把な指標しかない気がします。

 

養老ーーー私は方向感覚がいいほうでなくて、今いるこの部屋で、東西南北がどちらになるのかよくわかりません。
井上ーーー私もそうです。ところが、日本でも地域によっては、そこの住民みんなが東西南北をよく把握しているところがあるんです。そこでは、地理的な方向を言うときだけでなく、身の回りの物を指すにも東西南北が使われるんです。例えば学校で、「南に机をそろえて並べなさい」と言われる。もちろん、我々が普通に使う右、左という表現も使われるのですが・・・・・・。
養老ーーーそれは神戸のことじゃないですか。
井上ーーーそうですね。それと特に高知があげられます。東西に長くて南を海、北を山にはさまれたところでは、東西南北がすぐにわかるからなのでしょう。
養老ーーー実は、東大にいたとき、私の教室で東大の前の本郷通りがどの方向に走っているかという話になったことがあるんです。実際は南北方向なんですが、神戸出身の学生が東西だと言ったんです。それで「神戸は山と海の間の一次元の街だから、方角なんか考えなくていいんだろう」って、みんなで笑ったことがあったんです。

「養老孟司・学問の格闘 『人間』をめぐる14人の俊英との論戦」

日経サイエンス編、日本経済新聞社、1999年

P64(井上京子慶応義塾大学理工学部教授)

*一部改変

…ね。

大雑把でしょ(笑)

(私はバカにしているつもりは全く無いです。それがその土地の「味」なのですから。)

神戸や高知は、明治維新のなかでも中心的な役割をしてきましたから、

こうした感覚って、現代日本にとって当たり前なモノになったというのも、

あながち的外れではない気がします。

なんかそれでも「バカにしている。」と思われそうだなぁ。
バカにしてるのは養老孟司さんですからね。
…ちなみに私はどちらの街も旅行として行ったことありますけど、
どちらの街も大好きな街ですからね。
神戸はなにげに串かつが美味しかったし、
高知は「かつおのタタキ」が美味しかった…。
(食い物の話ばっかりだな。)
どちらの街も観光客にとって、
とてもウエルカムな環境になっていたのも良かったです。
住んでいる人々がめちゃめちゃ開放的なんですよね、
甲府とか会津に比べて。

 

うーん。

まただいぶ話がそれてきましたが、

要は「山梨(甲府)人は日本においてマイノリティー」ってことが言いたかったのです。

でもそこがマイノリティーである私にとって

居心地が良かったというかなんていうか、そんな話。

 

…また山梨の話はお伝えしますから、あわてないあわてない♪(アニメ一休さん風)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

山梨県
シェアする
うにをフォローする

コメント

  1. ぶりあん より:

    あっしも仕事で甲府におりましたー駅前通りの焼き鳥屋さんとかちょっと中入ったトコのワンタン屋さんとか通ってました。
    住むには良い所ですよねー^^

    あ遅ればせながらブログ開設おめでとうございます

  2. うに うに より:

    ぶりあんさん、コメントありがとうございます!
    そうなんですよ。冬、ちと寒いのを除けば東京にもほどほど近いので、住むにはいいところだと思うんですよね。
    駅前通りの焼き鳥屋さんとワンタン屋かー。どこだろう?
    今度ナイショで教えてください(*´▽`*)
    山梨は好きな土地なので、これからも随時記事を投稿していきます。
    これからもよろしくお願いいたします!
    …久々のコメントで興奮気味のうにでしたw