大國魂神社の「すもも祭」 | 神様が見えない人でも、御利益をしっかり いただける方法

神様が見えない人でも、御利益をしっかり いただける方法

私たち「神様癒し隊」が八百万神の御用人としてやっていることや、ほんとのほんとの神様の本音、そしてみんなができることなどをお伝えしていきます。

7月20日は、
東京府中の大國魂神社の「すもも祭」で
大変にぎわっていました。

 


参道の露天商で、すももが売られ、
この日だけに頒布される「からすうちわ」
や「からすせんす」を求めて、たくさんの
人が集まるこの風景は、今年も本格的な
夏が来たと毎年思うのですが、
今年はすでに盛夏という感じですね。

 


ただ、多くの人は、
なぜ「すもも」?
なぜ「からすうちわ」?
それらも知らず、調べることもなく
お祭りに来てるんだろうなぁと。。
夜までやってるので、子供たちも、
ちょうど学校が休みに入って、
夏を感じに神社に集まるという
そういう風習はよいことかなぁとも
思いました。

 


からすうちわは、
五穀豊穣や悪疫防除、厄除の御利益が
あり、玄関先に飾ると魔を祓って
その家に幸福が訪れるといわれていて、
その説明書きも配布されているので、
知っている人も多いでしょう。

でも、すももは?
これは、背景を知らない方が良いかも
知れません^^;

 


源頼義、義家父子が、安倍氏征伐のため、
大國魂神社に戦勝祈願をし、いくさに勝って
凱旋の帰り、お礼参りのためこの祭が起こり
その際、神饌にすももを供えた、
ということが由来のようです。

戦国時代、いくさに勝つことは
大事なことで、そのための祈願も
大事だったことでしょう。
でも、同じ日本人同士が私利のために
殺し合いをすることを果たして神様は
お助けになられていたのか。
いろんな勝負に勝つことは、今でも
大事なことでしょうが、今でいう戦争を
好んでおられるとは思えません。

まぁそんな意味でも、由来を知らず、
夏の風物詩として、神社がにぎわい
皆が平和にすももを買いにくることが
続いていること自体を喜ばしいことと
思えばいいのかなとも思います。

ちなみに、「安倍氏征伐」
安倍内閣不信任決議案が出されたその日。
なんだかちょっと興味深い。。


御祭神の怒りを買い、
田にイナゴを放たれ、
稲が枯れてしまった。
怒りがおさまったあと、
イナゴを駆除するため
からす扇で扇いだということが
古語拾遺の神話に書かれている
ということから、
うちわで扇ぐと害虫は駆除され
病気は平癒するということの
ようです。


これらの由来をちょっと知れば、
からすうちわは、自分をあおぐため

のものではないことがわかりますが、
20日もとても暑い日だったので、
うちわを入手した人の多くは、
自身をあおいでいました。

自分が駆除されないように祈るばかり^^;

参道の露店屋台を目的に来ている人たちも
多くいたと思いますが、でも、本殿前にも
行列ができていました。
せっかく来たのだから、拝んでいこうと
思う人が多いことはいいことです。

 


でも、
ふだんからの御礼を申し上げるだけでなく、
何かお願いごとを述べるなら
最低限のマナーは心得て欲しいなぁと。

人が多くてごったがえしだと言っても、
鳥居や門では、一礼をすること、
手水舎では、マナーどおりに
手や口を清めること、
お賽銭は投げないこと、
最低でもこれらを守らないと、
願いごとを叶えてもらえる
スタートラインにも立てないと
いう感じですねぇ。

残念ながら、これらができている人は
10人に1人もいなかったように思います。

逆にチャンスです!
あなたがこれらをきちんと
できていたら、競争率10倍でも
願いを叶えてもらえる人に選ばれる
可能性があるかも!

親を見て、見よう見まねで行動している
子供たちもたくさんいました。
そんな未来ある子供たちの前で、
手本になるどころか、
間違ったことを伝える親世代の人、
そんな人には、まず御利益は
ありませんね。

お祭りで、ごったがえしていても
神さまたちは見てますからね。

 

 

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