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2015年03月02日
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 野中さんがお書きになった「全員経営」
その中に “共通善” という考え方が出てくるのですが・・・

 そうだよ そうなんだよ!・・・と共感しているんです。

全員経営
全員経営 posted by (C)acb

衆知を集める全員経営で、社員一人ひとりが
自律分散型リーダー人材として発揮する実践知の真髄である即興的な判断力は、
出発点として、「何がよいことなのか」という共通善の価値観を持つことが
ベースとなります。

誰もが共通善の価値観を共有することで、そこに「場」が形成される。
それは、利益を追求する企業であっても、職業的な倫理観を共有する
共同体的な性格を持つようになる

全員経営や衆知経営を追求すれば、志を同じくするコミュニティ型経営に行き着く




 私は現在 医薬品の開発過程で 候補の化合物を動物に与え
その効果や副作用 毒性などを確認するための動物実験をする会社の
社外取締役でもあるのです。

 この業界では GLP(Good Laboratory Practice)という
精度確保確認のため標準作業手順法に基づいて試験しているんですが・・・

 これが義務化された背景はアメリカでデーターの改ざんの結果
サリドマイドによって多くの方が苦しむこととなった反省に基づいているんです



 そもそもちゃんと真摯にデーターと向き合って 倫理観に基づいて
データーを提出するなら 本来いらないルール・・・ということですから
日本においてはいらないのではないか?とも思うのですが
信頼を見えるように・・・と要求すると こうなっちゃうんでしょうね。

 もっとも ミートホープの事件や アグリフードの農薬混入事件なんかがあると
たしかに 見えないのは不安・・・とアメリカ的なルールに頼っちゃうのです。4



 ただ 言いたいのは この共通善を持つ・・・という組織のあり方は
性善説を前提とする日本に向いているなぁ・・・と思うわけで

 その日本で 過剰とも思えるルールが個々人の創意を奪っていくのは
なんとも情けないなぁ・・・と思っちゃうのです。


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 新聞紙上では パワハラとかセクハラ・・・といった事件も報道されていて
企業のコンプライアンスも こういった行為は法律違反なのだ・・・と
教育したかしないか・・・が大事になってきているんです。

 日経産業新聞に載った この最高裁の判決でも 重視したのは
会社がしっかり周知していたかどうか?

研修会やルールが一番の対策なのか?
研修会やルールが一番の対策なのか? posted by (C)acb

 でも私はいつもこういうルールとか周知とかいう “カタチ”でしか判断できない
世界に疑問を持っているんです。



 そもそも お互いに人として仲間として尊重しているならば
パワハラもセクハラも起きないのではないか?

 何のために自分達の仕事があるのか?
私たちはどんな価値を生み出そうとしているのか?
その中で 一人ひとりの役割りはなんだろう?・・・と
こんな会話が普段にあることのほうが コンプライアンス委員会より
数段本質的で 人間の誇りに沿った対策になるのではないか?

 こういうのは 青臭いんでしょうかね?



 「何がよいことか」を共有すること から それを共有する過程で
必然的に起きるであろう 社員同士の尊重・・・というところに
話をずらしてしまいましたが・・・

 この会社の「いいこと」が共有されていて 一人ひとりがその判断軸で
いま・ここで自律的に動く・・・

 リッツカールトンのクレドやオリエンタルランドの“SCSE”
Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)
は有名ですが 本の中に出てくる会社の共通善も素敵ですよ。


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最終更新日  2015年03月02日 18時46分41秒
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