こんばんは、アイです。
バレンタインデーにチョコを食べましたか。
たとえそれが製菓メーカーの思惑に乗せられただけに過ぎないとしても、
いいじゃないですか。
チョコは人の気持ちを楽にします。寒い時期なら、なおさら。


女優の清水富美加さんが、宗教法人「幸福の科学」へ出家するために
芸能会を引退するというニュースを見ました。

個人の自由ですから、好きにすればいいとアイは思いました。

突然の発表だったようで、関係各所に迷惑をかけたことに
非難の声が上がっているようですが、どうでもいいでしょう。

人は自分の生きたいように生きて、進みたい道を進めばいいのです。

もちろん、社会人として取引先や会社に迷惑をかけることは
褒められたものではないですけど、芸能会は浮き沈みの激しい
場所なんでしょう?明日の生活を保障してくれるわけでもないのに、
義理立てする意味はないです。

芸能会に限らず、一般企業ではリストラが当然のように行われます。
例えば東芝の社員は、大半がまじめに職務を全うしている人たちだと
思いますけど、かなりの数がリストラされることでしょう。でもそれを
酷いと責める人はいないはずです。なぜなら、東芝という会社を
存続するために必要だからです。

人は生活のために会社を利用し、会社は人を利用して存続する。
互いに利用し合うだけの関係、それ以上でもそれ以下でもありません。
これまでよりも、これからのほうが大事なのですから、
必要なければさっさと断ち切るだけの話です。


幸福の科学はともかく、宗教を信じるのは憲法に定められている通り、
自由です。

人は誰でも何か心の支えが必要で、その中でも宗教というのは
かなり頼りになります。

アイのようにいい加減で大雑把な性格(
O型)ならまだしも、
シリアスな生活をしている人には、神の助けが必要だとアイは思います。

アイの妹のひとりは看護師で、それもがん看護に深く関わっているのですが、
ここ数年、宗教についても研究をしています。

もはや治療の手立てがない患者さんへのアプローチとして、
必要とのことです。

もちろん病棟で宗教活動なんてしません。

それは彼女の、胸に秘めた正義なのでしょう。



「宅急便です。」

配達員が持ってきた巨大なダンボール箱に、またかと顔をしかめるアイ。

最近、実家の荷物が薬局に届くようになってしまいました。

アイの実家は両親も妹たちも仕事しているので、夜遅くまで誰もいません。
さらに家族揃って通販好きのくせに、配達の受け取りを待つのは
面倒だとか。

そこで
、日中は常時人がいるアイの薬局を受け取り場所に
指定したようなのです。受け取った荷物はアイがまとめて
実家に運ぶという段取りです。

正直迷惑な話ですが、何かと世話になっていますし、受け入れています。
薬局の倉庫に通販の箱が積み上がるのは、ちょっと恥ずかしいですけどね。


 
 
 
 
 
 
 まだこれ食べてたのか。もういいかげん、諦めればいいのに。
 まあ、酒や薬物に走るよりはマシかもしれない。
 今の仕事を続ける限り、心の支えが必要なんだろう。


 薬局のカウンターで荷物を受け取り、さっさと歩き出したアイに、
配達員があわてて声をかけてきました。

 「代引き、8410円。」

 なん・・・・ですって・・・