こんばんは、アイです。

先日、春一番の風で薬局の看板が倒れました。

電飾が壊れて、高い修理費を払うはめになりました。

予期せぬ事態というのは起きるものです。

だからこそ『保険』という商品が売れるわけですし、

よく考えなければならないのでしょう。

 

強風にあおられ、倒れたくないのなら。

 

 

>第一生命保険とネオファースト生命保険は日本調剤と業務提携したと発表した。

日本調剤の調剤薬局で第一生命グループの保険商品を売れるようにしたり、

共同で保険商品やサービスを開発したりする。それぞれの顧客向けサービスや

営業基盤を相互に提供し合うことで、健康寿命を延ばす取り組みを加速させたい考え。
5月にも日本調剤の調剤薬局6店舗で、非喫煙者に保険料の割引が適用される

保険販売の資格を持った従業員が薬局内の専用コーナーで保険契約の相談に応じる。

将来的に全557店舗に拡大していく方針。

 

今週発表されたニュースです。この手があったか、と正直感心しました。

アイは、これからの薬局はゼロベース思考で取り組む必要があると

思っていまして、具体的な方法について日々模索しているのですが、

これは思いつきませんでした。

 

処方せんを持ってきた患者さんの個人情報を保険会社に売り渡して、

保険が売れそうな人を狙い撃ちにするというわけですね。

 

金券や景品を配ったりして、いわゆる保険ショップにお客を呼び寄せ

なくても薬局なら自然と人が来ます。

保険ショップに支払われるマージンを薬局が受け取るのでしょうし、

互いに得をするWIN-WINのシステムが成立しています。

 

まっとうな薬剤師の域を出ないアイには思いつかない発想です。

さすがは一部上場企業、金儲けのためなら手段は選びませんね。

 

冗談はさておき、これぐらい柔軟な発想が必要だと思うのです。

薬局に何ができるか、どこまでできるか。

小規模店の管理薬剤師に過ぎないアイでさえ考えるのですから、

大手チェーンの首脳陣はもっと必死に考えているでしょう。

 

その結果、導き出された答えが患者さんのためになるもので

あればいいと願っています。

 

そうでなければ、いずれ薬局は看板倒れに終わることでしょう。