こんばんは、アイです。

安倍総理の支持率が低下しているようですね。

自業自得ではありますけど、考えてみてください。

仮に安倍総理が退陣した場合、あのトランプ・プーチン・習近平を

誰が相手するというのでしょうか。

 

リアリストの安倍総理以外に適任はいないと思うのですけどね。

モンスターにはそれに相応しい人材と方法を当てるべきです。

少なくとも、ナメられてはいけません。

 

 

隣家との境界線上にある、老朽化したブロック塀について

土地の売主を巻きこみ、建築業者にアドバイスを頂きました。

 

隣家の住人は、インターホンは壊れたままにしておくわ、

電話番号は非通知だわ、連絡をお願いした手紙をポストに入れても

2通目からは無視するわで、話し合いが難しい相手なのですが、

何ごとも初めが肝心です。

 

土地の売主を通じてアポイントを取ってもらい、

建築業者と不動産屋も引き連れて現地に行くと、

門の前でご婦人が待っていました。

 

「ここで話すとご近所に聞かれるから、場所を変えてください。」

 

誰も聞いてないわよ。しかも客人に対して、

家の中どころか門の内側にすら入らせないつもりなのね。

 

近くの喫茶店を提案しましたが、立ち話で手短にして下さいとのことで

少し離れた道端で話をしました。

 

塀は、今は亡きご婦人の夫が建てたものだそうで、

残しておきたいとの要望でした。

 

しかし、建築業者と念のため別の外構業者にも見てもらったのですが、

塀は地盤も弱く、いつ倒壊してもおかしくない状態と断言されました。

 

それに、隣家は以前に別の箇所の塀は建て直しているのです。

当然ながら塀はアイの家だけでなく他の住居にも隣接しています。

情報を集めたところ、塀の建て直し費用は全額むこう持ちとの条件で

隣家は合意したとのことでした。

 

しょせん世の中カネです。

ご婦人は80を過ぎた高齢で年金暮らしでしょうし、

同居している息子も定職についているか不明なので、そういうことなのでしょう。

そもそも、塀どころか自宅もリフォームしないとヤバい感じですし。

 

ここはいかに負担を抑えて安全を確保するかです。

 

「ご提案させて頂きたいのですが、ブロック塀の上部を

切り落として、低くさせてもらえないでしょうか。

高さがなければ地震や強風の影響も下がります。

もちろん、こちらの言い出したことですから費用は全額アイが持ちます。」

 

「あら、そうなの?でもどうせなら建て直したほうがいいんじゃない?」

 

じゃあやってよ、建てたあんたの家が責任もって。

 

「・・・もちろんそれが一番ですが、建て直すとなると

費用は50万ぐらいかかると言われています。

切り落とすだけならそこまでかかりませんから。

せっかくですから、明るくして見栄えを良くしましょう。

玄関のライトをプレゼントさせて頂きます。お近づきの印ということで。」

 

心なしか表情も明るくなったご婦人。

 

「そんな、悪いわねぇ。お願いしていいんですか?

 わたし実はあなたの薬局に行ったことあるのよ。

 どんな人が来るかと思ったけど、良い人そうで安心したわ。」

 

それからご婦人の昔話にしばらく付き合った後、

ブロックの切り落としに同意したということを業者も不動産屋も

確かに聞いたと、お互い確認しあったうえで解散しました。

 

本当は文書契約したいところですけど、隣家との付き合いは

杓子定規にいくものではないですから。

いざ施工となった時に注文をつけてくる可能性は否定できませんが、

とりあえずは一歩前進です。

 

ブロックを多少切り下げたところで隣家の外観が変化するわけでもなし。

誰にとっても損のない、正しい取り引きだと思うのですけどね。

 

 

人は自分の実力を正しく判定できない動物ですから、

思い通りにいかないことがあるのは当然です。

 

相手の立場を無視して、一方的に何かを押し進めようとするのは

楽だし、力に酔いしれることができて気分が良いかもしれませんけど。

 

なんとか良いアイデアを出して、道を切り開くことができればいいと

アイは考えています。

 

だって、相手を滅ぼしてしまうほど覚悟があるわけじゃなし。

関係はずっと続いていくのですから。