生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:愛:幽玄美:その3:幸福な日々の為の自問自答集

2014年08月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「信仰生活」と言われている心の領域で、時々、愛と幽玄と幸福感の混濁現象が見られます。どんな宗教でも、その信徒の心の世界の中で、神仏との融合の体験からくる非常な神秘的な体験があり、その過去の素晴らしい神秘的な原因から心を病んでいく事例は沢山あります。入院してくる素晴らしい人々(学問もあり、教養豊かで、優しい人々が案外多い)の分析は難解を極めます。心理療法家の手におえない事例が多いのですが、退院していかれる時は、過去の美しい心の体験に拘泥しない心構えがあり、その心構えから二度と入院してこない人、また、入院してくる人、それぞれです。愛と幽玄美と幸福な感覚は、ここからここまで、と分類出来ない世界ですので、非常に難しい対応が求められます。上記のような現実があること、また、この愛と幽玄と幸福な心の世界は、素晴らしい世界であると同時に、或種の人々にとっては非常に危険な世界でもあります。このような精神現象があるらしい、とおもってくだされば、それでいいでしょう。自己肯定、他者肯定、の日常生活を大切にして、自分のみがこの素晴らしい神秘体験をしているのは、自分が特別に神仏から愛されている特別な人間、または宗教家だと言い切る人もいますが、この言いきる人物、人間にはは要注意人物、と言えるでしょう。共存共栄、手をとりあって、この厳しい現実を乗り越えるだけで、精一杯です。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:377>

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「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく探究」していきましょう。

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