仙台市中心部にある
『”単品香料”そのサイエンス解説と使い方について』
”精油”と”単品香料”の違いや抽出方法について
どうやって”単品香料”を合成するかなどのお話しの後は
精油の成分構成を参考にして
香料メーカーに長年勤務されていた経験を交えて
香りの世界の本当のお話しをして下さいます
という気持ちにさせて下さるので
5種類の単品香料をブレンドして作った
”イミテーションローズ”と”イミテーションラベンダー”
1種類ずつビンに入れていくと
その精油の香りに近づいて行きます
どの香り成分がその精油の香りを特徴づけているかが
とっても分かりやすい!
単品香料をブレンドした精油のイミテーション処方も
たくさん教わりました
ブレンドしたフレグランスは
石けんにもトリートメントにも使えるんですよ
ジャスミンやスズラン、桜、スイセン、沈丁花、蝋梅・・・
いろいろ作ってみたいと思います
セミナー2は『発酵の香り&香りのPrecursor』
Precursor=前駆体
またまたサイエンス満載のセミナー内容ですが
発酵と醸造、腐敗の違いについて論理的に知ることができました
微生物が発酵によって作り出すものは
食品だけでもたくさんありますね
身近な食品について
素材の植物が香りを作り出す仕組みや
微生物が影響することによって作られていく香りについて
順序だててお話しいただきました
ここはちょーっと化学が苦手な方には辛かったかな
でも、写真をよーく見てください!!
長島先生が抽出した食品の香りのラインナップ
醤油、信州味噌、仙台味噌、八丁味噌、純米酒、大吟醸酒
匂いを嗅いだだけなのに、口の中が食べたような感覚!
食べ物の香りの記憶は味の記憶とセットなので
醤油や味噌の香りは減塩したい人に有効利用できそう
大吟醸の香りは・・・
とーっても良い香りなので返って飲みたくなっちゃう?
でも、あの香りを嗅ぎながらなら
飲んでいるのが水でも満足できるかも~~
この”香りの抽出法”も教えていただいたので
いろんな食材の香りを採ってみようと思います
まずは、長島先生おススメの鰹節から
長島先生、ご参加くださったみなさま
ありがとうございました
次回の長島先生サイエンスセミナーは今秋の予定です
お楽しみに