今の社長と所長の下で働き始めて10年になります。
それまでセラピストの資格を取って
デイサービスや脳外科クリニックでアロマをやらせて頂いていたけど
やっぱり訪問看護で取り入れていくのが一番!!って思ったんですね。
訪問看護は一人の人にじっくり関われますし
その人のために一番いいケアをオーダーメイドできるからです。
でも始めたばかりはどのような利用者さんに対して
どのようなアロマケアが効果的なのかもわからず
アロマをやってみたいという方にとにかくやらせて頂いてました。
「アロマやらせてください!!」と言ったものの
手探り状態でしたから
上司はよく黙ってみてくれたと思います・・・・
終末期の方、難病の方、小児、精神疾患の方、リハビリをやる方・・・・
色々な方にやっているうちに
段々と効果的な方法が見えてきました。
(今も進行形ですが・・・)
それは私ひとりで努力し得られたわけではなく
患者さん利用者さん一人ひとりから教わり
形になっていくものでした。
今は終末期の方と難病のALSやパーキンソンの方に
積極的にアロマケアを取り入れています。
きっとまだまだ効果的なアロマケアの取り入れ方があるかもしれません。
それを模索しながら日々勉強しないといけませんね。
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先週エンドオブライフケアの研修に2日間行かせて頂きました。
エンドオブライフケア・・・
ここ数年医療現場では使われている言葉ですが
初めて耳にされた人もいるのではないでしょうか
今回参加した研修のELNEC-J(End-of-life Nursing Education consortium)は
英国版の物を日本の文化・実情に内容を変更したものです。
緩和ケアやホスピスとほぼ同義ではありますが
疾患を限定していないところが特徴です。
そしてその人のライフ(生活・人生)に焦点をあて
QOLを最期まで最大限に保ち、その人にとってのよい死を
迎えられるようにすることを目標にしています。
緩和ケアでボランティアに行ってますし
アロマケアを看護の中に取り入れていくために
身につけたい知識や技術がまだまだいっぱいあります。
アロマも看護も進化してます・・・
そしてこれからも一人ひとりに合った
最高のオーダーメイドのアロマケアを在宅の場でも目指していこうと思います。
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