2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 | 空想俳人日記

2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

 高浜市やきものの里かわら美術館で開催中のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展を観てきました。

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「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」は、イタリア中北部のボローニャ市で毎年開催されている子どもの本専門の国際見本市、ボローニャ・ブックフェアに併設された絵本原画コンクールの入選作品を展示するもので、当館での開催は今年で10回目を迎えました。51回目となる今回は過去最多となる61ヶ国3,368作家の応募があり、本展ではその中から入選した、日本人6名を含む26ヶ国75名(組)の作家の作品を展示いたします。世界の舞台で評価される現在の絵本原画・イラストレーションの世界をお楽しみください。

会期 平成29年9月30日(土)~10月29日(日)
主催 高浜市やきものの里かわら美術館、中日新聞社、日本国際児童図書評議会(JBBY)
後援 愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、
NHKプラネット中部、名古屋鉄道株式会社
観覧時間 午前10時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで)
10月14日(土)は鬼みちまつりの開催にともない午後7時30分まで(観覧券の販売は午後7時まで)
観覧料 高校生以上600円(480円)、中学生以下無料
※( )内は前売り、高浜市内居住者または20名以上の団体料金(前売りは9月29日(金)まで実施)

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 正直、このイタリアはボローニャの絵本イベント、よく分からないのでありますが、そんなことよりも、いろいろな絵本に出逢える、いろいろな面白い絵に出会える、そんな風に思って行くだけでも、満足できる展覧会ですよ。
 今回は、特別展示として、メキシコの絵本作家フアン・パロミノ(Juan Palomino)を紹介してました。パロミノは、2016年にボローニャ展に入選し、同時に「ボローニャ・SM出版賞」を受賞した注目の作家だそうです。

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 また、今年のブックフェアで話題を呼んだ、日本語を知らない読者も楽しめる日本の絵本の選書50冊「見て めくって 感じる 日本の絵本」は、なかなか面白い企画ですね。
 相変わらず、酒井駒子さんの絵は素敵だなあって。穂村弘さんの作による「まばたき」には、ちょいドキリ!

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 あ、それと、この作家さん知らなかったんですけど、ヨシタケシンスケさん。絵本が展示されてて、ボローニャ国際絵本原画展と関係あるんか知らへんけど。すごい! おもしろい! 「りんごかもしれない」。「もうぬげない」。これは、想像力というよりも、もう、妄想力ではないかとも思える内容。

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 あと、今回は、いつも瓦が飾ってある常設展の3Fを使って、オリジナルの企画として、画家・絵本作家である中野真典の絵本『たべたあい』の原画が展示されてました。中野真典は『おもいで(文・内田麟太郎)』『ほのちゃん』などの著作の他、近年、料理家・高山なおみとの共作絵本でも注目を集めおるんだそうです。

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 帰りにアンケートも記入してきましたよ。

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2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 by (C)shisyun


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