昨晩、寝転んで本を読んでいると、愛猫のサビが突然、怪しい動きをしだした。
私の周りをウロウロと歩き回り、ひょいと後ろ足二本で立ち上がったりする。 本に
集中できず、なにやってんだと、サビを見ると、サビは一匹の蚊を追いかけていた。
なるほど、そういうことか、と、私は思った。 私は先程、この蚊に、「くるぶし」 とい
う皮の薄い大変デリケートな個所を刺され、とても痛痒い思いをしたのだが、サビ
は、その仇を討とうとしてくれているのである。 うむ、頑張って、その蚊を退治する
なり追い払うなりするがよい。 私のために・・・。 私はサビにエールを送り、再び本
に戻った。
しばらくすると、私はサビが動きを止め、足元にちんまりと座っているのに気づいた。
蚊を退治し終わったのであろう。 私はサビを褒めてやろうと本を傍らに置き、サビを
見た。
おい・・・。 何をしておるのだ貴様・・・。
私は目を疑った。 なんとサビは、これまたデリケートな個所である私の足の裏を、
蚊が悠々と刺している光景をジッと観察していたのである。
見てないで何とかせんか!
私が命令するも、サビは身じろぎもせず蚊を見ている。 私は堪らず足を振り、蚊
を追っ払った。 すると、蚊はプ~ンと隣の部屋に飛んでゆき、サビもそれを追って
プ~ンと隣の部屋へ出て行った。
残念である。 そういえば、サビが虫を捕らえている姿を見た記憶がない。 座っ
て下をジッと見ていると思ったら、目線の先に虫が歩いていたという光景はよく見
る。 この間は、ゴキブリをジッと見つめていた。
まあ、そういう性格なのだろう。 仕方がない。 そして、痒い。
亀久
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サビはぼてっと寝ておりますね(笑) 柚子胡椒さん、まるるなさん、コメ
ント感謝です!!
今日の昼はトンカツをがっつり食いました。