働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」 | 救命救急センター最前線

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働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」 働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」
稲盛和夫

三笠書房 2009-04-02
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京セラやKDDIの創業者である稲盛和夫さんの著書。

そうとは知らずに購入・・・

 

京セラとは京都セラミック

大学生の頃、桂川の河川敷でサッカーした後に、本社の前を通ったなー

そのあとの王将とビールが最高だった思い出が、

あ、どうでもいい話でした。

 

著者の半生から得られた教訓が記されています。

 

仕事を好きになるように働く

心の持ちかた

 

お釈迦様が三毒と呼んだ「欲望」「怒り」「愚痴」

この毒素を薄めるように一生懸命働く

働くことは修行に似ている「精進」

 

高い目標を掲げて働く

誰にも負けない努力

マラソンだが、いつも100m走のつもりで

 

継続が大切

昨日よりも1歩だけ前に出る

今日1日を精一杯努力する

 

「もうダメだ」という時が仕事の始まり

ベストではなく、パーフェクトを目指す

ベストはあくまで周りとの相対評価、だそうです

 

人生・仕事の結果=「考え方」×「熱意」×「能力」で決まる

「考え方」が一番大切

熱意と能力は0から100だが、考え方はマイナスにもなる

 

正しい「考え方」とは

・常に前向きで建設的

・協調性

・明るい思い

・肯定的

・善意に満ちている

・思いやりがあって優しい

・真面目で正直で謙虚で努力家

・利己的でなく、強欲でないこと

・足るを知る心

・感謝の心

 

どれも正論、昭和の創業者です

精神論が多いので、働き方改革が叫ばれる現代の若者には理解できない部分もあるかもしれませんが、結局このような努力をしないと、大きな結果は出てこないのでしょうね

 

完璧を目指さず、とりあえず出すという私のポリシーとは若干異なりますが、大変参考になりました。

 

https://www.kyocera.co.jp/inamori/

オフィシャルサイトがありました!

この後、JALにも行ったのですね。

この本以外にも多くの著書があるようです。