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聖母の無原罪の御孕りの大祝日おめでとうございます

2016年12月08日 | カトリックとは
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

聖母の無原罪の御孕りの大祝日おめでとうございます。

ところで、今年の9月に、4名の枢機卿たちは、教皇フランシスコに勧告『アモーリス・レティチア』が引き起こしている離婚して「再婚」した人々が聖体拝領することが出来るのかについての疑問を尊敬を込めて提出しました

4名の枢機卿たちの名前は次の通りです。

Card. Walter Brandmüller
Card. Raymond L. Burke
Card. Carlo Caffarra
Card. Joachim Meisner

「Dubia(ドゥビア:疑問)」の全文(英語訳)は次にあります。
A Plea to Untie the Knots in "Amoris Laetitia" - an open letter to Pope Francis from four cardinals of the Church.

その形式は、教義の知的な理解に関することでした。枢機卿たちは、教皇に難しい何かを達成せよと言うものではなく、自分たちの理解が正しければ、教皇自身が主張することはこれこれと理解されるが、それで正しいのか、間違っているのか、イエスかノーか、でした。教皇様の意図は何なのか、教皇様の発言の意味は何か、でした。

このような教義に関するこの理解で正しいか否かという質問は聖伝に基づくもので、ルフェーブル大司教様も「第二バチカン公会議による信教の自由」に関する疑問を教皇様に提出したことがあります。

提出後2ヶ月が経ちましたが、教皇からのこの教義に関する答えはありませんでした。

最近、新しい枢機卿の任命式がローマで行われ、通常ならば任命式のために世界中から集まった枢機卿たちと教皇様とが枢機卿会議を開くのですが、それも説明なくキャンセルとなりました。説明がなかったとしても理由がなかったわけではないでしょう。教皇様は、枢機卿たちの提出した疑問により枢機卿たちの論争を恐れたと言われています。

教皇様は家族についてのシノドで自由な発言を要求されていました。全てのことを自由に話すことが出来ても、教義の内容を正確に理解しようとすることは許されていないかのようです。

これについてシュナイダー司教様は、TV Libertés でのインタビューで、教皇様の勧告は、著者の教皇様の意向で強制の力を持っていないこと、リベラル派は「天主の十戒の第6戒のない福音」、「離婚への権利の福音」を述べ伝えていること、教会には既に表面に現れていない離教状況(キリストの教えの真理から離れている状況)が存在すること、私たちが教皇様のためにたくさん祈りをする必要性があること、などを警告しています。

Terres de mission n°10 avec Mgr Schneider, évêque auxiliaire de l'archidiocése d'Astana

https://www.youtube.com/channel/UCSVf6BL58EcNjwUlBgUKoog




天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


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