8色あるクッキーの中で一番の基本の色はプレーンの白です。
でも卵黄だけを使って作ったクッキー生地は真っ白では無くてアイボリー。
真っ白ではないけど卵黄だけで作ったクッキーはコクがあってサクサクで、自分でも大好きなんです。
カラーバリエーションで一番最初に作ったのはココア味。
ココアパウダーは粒子が小麦粉よりも細かいのでちょっと目の詰まった硬めの生地になります。
でもカチカチじゃなくてサクサクの歯ごたえのいいクッキーです。
形も取りやすいのと他の生地よりもしっかりめの焼き上がりになるのでメッセージクッキーの土台に使っています。
ココアもちょっと多めなので香ばしいんです。
でも決して苦くはならないようにレシピは調整しています。
抹茶味にはかなりこだわって作りました。
抹茶味を濃くしたいけどやみくもに抹茶の量を増やしても苦みが増して色も暗くて濃くなります。
お子様にも食べやすく作るにはどうしたらいいか悩みました。
抹茶にはミルクや生クリームの乳製品が合うのはよく知られています。
じゃあ抹茶を増やすのではなくミルクの成分を増やして味を濃厚にしようと思いつきました。
でも材料に水分の牛乳を増やすとベタベタになってしまうし、卵黄の分量を減らしても今度は食感が全く違うのものになってします。
色々と試行錯誤をしていたのですが、最終的には全脂粉乳を使ってみたのです。
これがとても美味しい!!
脱脂粉乳だと脂肪分が無いのでヘルシーではありますが味にコクが無い。
全脂粉乳は生乳を濃縮、乾燥させてパウダー状にした物なので添加物も全く使用されていません。
粉状なので小麦粉の分量を調整すればクッキー生地の水分量を変えることなく味が濃厚になります。
抹茶の緑を綺麗に発色できてしかも味も濃厚。
全脂粉乳お勧めです!
抹茶マフィンやカフェオレマフィンにも使っていますがナチュラルなミルク感が美味しいです。
抹茶はとても色褪せしやすいので日持ちを考えるとクロレラ入りの製菓用の抹茶を使っている場合も多いらしいのですが、これもやっぱり日持ちを考えずにすぐ食べてもらうことを考えると
普通の美味しい抹茶で十分です。
イチゴ味のクッキーはフレーズパウダーと紅麹パウダーをブレンドしています。
フレーズパウダーはたっぷり入れているので結構イチゴの風味がするクッキーです。
でもフレーズパウダーだけでは綺麗なピンクが出ないんです。
紅麹パウダーは味が無いのでピンクに染めるにはちょうどいい。
しかも紅麹は最近は健康食品としても注目されているらしいです。
健康なコレステロール値の維持にいいとか。
でも生地に入れるのはちょっぴりなので効果の程はどうかわかりませんが。
基本の生地がちょっと黄味がかった色なので大量に紅麹を入れると綺麗なピンクではなく、かなりオレンジ寄りのピンク(サーモンピンク?)のような色になるということもあります。
材料はできるだけ国産にこだわっていますが、フレーズパウダーはポーランド産です。
そういえば国産のイチゴパウダーって見たことが無いような…。
きっとイチゴの種類が違うんでしょうね。
昔フランスの市場で食べた露地もののイチゴは大きさも形も不揃いでしたが完熟でものすごく香りのいいイチゴでした。
まさしくイチゴフレーバーの香りで人工の香料の香りそのままでした。
そうかイチゴフレーバーはこんなイチゴが見本になってるんだ~と感心したのを覚えています。
美味しいイチゴクッキーには実はちょっとだけ欠点が。
焼く時に焦げやすい…。
フレーズパウダーの糖分なんでしょうね。
他のクッキー生地より早く焦げ目がついてしまいます。
ある程度サイズが大きいものは大丈夫なのですが一番焦げやすいのがクマちゃんメッセージクッキーの小さなハートです。
せっかくのハートが焦げてしまうと可愛さが半減なので、小さなハートクッキーだけは冷凍しておいたものをオーブンに入れる直前に乗せてすぐにオーブンに入れます!
そうすると焦げにくいんです。
ちょっと手間はかかりますがやっぱり綺麗に可愛く仕上げたい!!
まずは基本の4色のご紹介でした。
残りの4色はまた次回に。
いざ紹介文を作ってみると自分の文章力の無さに落ち込みます~。
まず文章が長い。
もっと簡潔に説明しなければと思うのですが、あれもこれも伝えたいと思うとなかなか難しいです。
長々とすいませんが練習にお付き合い下さいませ。
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