やらなきゃならんことが多いってのは大変ではありますが、やるべき事が決まっているというのは楽といえば楽なのであります。何をやらなきゃいけないのかを探している時は、色々葛藤しますからね。
やるべき事を人から示してもらっているのに「どうしたらいいんだろう」「何をやれば良いんだろう」とか悩んでいるフリを続ける人がおりますが、「自分の好みにあった楽な事しかやりませんよ」ってことなんでしょうね。
なんだかいきなり毒吐きからスタートしましたが、いやはやいやはや、他人の事をとやかく言っている場合じゃなく、自分も今そんな状態です。
スタートは先週の金曜日でした。
疲労困憊モードでキューも持っていなかったけれど、ちょっと用事があったので球屋へ行き、ちょこっと相撞き&5-9
鬼のような入らなさ
何も入らないのだけれど、あまりに疲れていて修正する気にもならないし、イラつく元気もない。
疲れているからいけないんだなってことで、その日の球撞きを終了。
二日後の日曜日。急遽時間が出来たのでルパンマンスリーへ。
なんせその前の球撞きがグダグダでしたのでイメージが悪い。
「行こう!」っていう気が全くありませんでしたので「行く意味あんのかなぁ?」と思いつつ、2回連続で欠席してしまったのでそろそろ顔を出しておかないとと思い行って参りました。
心の隅で「勝手に球入るようになってないかなー」と思っていたんですが、引き続き全く入らず。地獄です。
さらに2日後の火曜日。JPA。
事前に1時間ほどしっかり練習し本番に臨むも、状態はさらに悪化。
球の内容的にここ3回は自分の中での最低レベルであったわけですが、球の内容より何よりマズイのは、ここのところの仏のような心なのです。
相手がフロックを出しても建前じゃなくて心の底から「いえいえ。大丈夫ですよー」と思う。自分がミスをしても「ま。そういう時もあるよね」と思う。
聖人君子じゃあるまいし、私なんぞがそんな心境になるのは、ようするに
真剣に球撞きに臨んでいない
これであります。
負ける事を気にしていない。ミスをしても反省しない。
結果を気にしていないから、自分に寛容、相手にも寛容。
遊び球を撞く時としては一番良いメンタルなんでしょうけどね。プレイヤーとしてはまずい。
真剣にやってりゃ、人によりけり度合いの差こそあれ、誰だって熱くなるしイラつきもする。0ってのはそりゃ真剣にやっていないのだ。
不調不調って言っても、1日2日真面目に練習すれば戻せる程度のもんだと思うのですが、そうとは分かっていても練習する気が無い。
ま、そんな状態の今日この頃です。
この怠惰さが生活全般に染み出ていたのならマズイですけど、単に他にやりたい事があるからビリヤードが疎かになっているというだけなので、全然気にしてはおりません。けど、ビリヤードブロガーであることやJPAに出なきゃならんことを考えるとゆゆしき問題でありますな。
ここ3回の球撞きは、最低レベルの球でどれだけ喰い下がれるかが分かったってことで、これもまた経験と思っておくことにしよう。
少し内容を掘り下げまして。
元々は少し重めのコンディションが好みでありまして、サンビリのようなハイスピードコンディションは苦手としておりました。
それが長年サンビリをホームとしてJPAを続けて来ましたら、ハイスピードコンディションが基準になってきてしまいまして、少しでも重いと非常に苦労をするハメに。
速いコンディションを苦手としていた頃に、某SA様が「(転がるコンディションだと)調子が悪くてもチョンっと撞けば転がってくれるから楽」って言っているのを聞いて「楽じゃないんだけどなぁ」なんて思ったもんでした。けど今ならそれが分かる。
先日ハウスに出たルパンにしても私がここ2回出たJPAの会場にしても、サンビリから比べるとだいぶ重い。
それに加えて全く球が入らないような調子の悪さですので、シンドイことこの上ない。入れと出しの両方に細心の注意を払わなくてはならないわけですから。
どっちかだけならまだなんとかなるわけですよ。調子は悪いけれど慣れたコンディションであるとか、不慣れなコンディションだけど入れの調子は良いだとか。それならまだなんとかなる。
けど、球は入らん手球も合わんじゃどうしようもない。
重めのコンディションでも日頃から練習しなきゃなー。
と思いはすれど、思うだけ。やる気なしお。
引き球の練習もしなきゃいけないし、ブレイクはやらなきゃいけないんじゃなくて「やりたい!」んですけど、それでもなお球の練習に行く気はしないっていうね。
この下書きをした後になって、やっぱり練習しにいこーと思ったのだが、急遽予定が入って結局撞かずじまい。次に撞くのは。。。。生ビールカップじゃん!