4本立て
1本目
ご存知の方も多いかと思いますが、鶏の頭ってこんな感じです
とにかく動かん。
フクロウでも同様の動画を見たことがあるので、鳥類が全般的にそうなのかな?
なんにせよ、この頭の独立っぷり。真似出来たらスポーツ全般役に立ちそうですし、ビリヤードでも。。。。
フォームがしっくりこない日々を過ごし、最近やっと少し良くなってきたのですが、改善された点の1つに顔の向きがあったわけです。
右利きプレイヤーの場合、厚みに対して正対した状態から構えに入るにあたって、体を時計回りに捻転させて半身になるわけですが、どうやらその際につられて頭まで捻転させてしまっていたみたいで。
頭まで一緒に捻転しないよう、アドレスの際に体と逆方向(反時計回り)に首を捻転させるつもりで相殺させて固定するとか(ヘッドアップ抑制のイメージに似てる)
はたまた、予め少し頭を逆方向に捻じっておいて、体の捻転につられて首も動いた結果、最終的にジャストな位置にとまるように見越しておくとか。
なんかそんな感じのことをやっている今日この頃です。
昔はこれが無意識に出来ていたんでしょうが、今は意識しなくては出来なくなってしまったのは何故だろうか。
無意識に出来ていたより時期より前に、意識して癖づけをしていた時期があったのか(覚えていない)
センスでなんとかしていたのか。
昔は首〜肩周りの筋肉が柔らかくて、体を捻っても首がつられて動くことが無かったのか。
理由は良く分かりませんが、とにかく今は意識しないとならんようだ。
結果的にちゃんと構えられるのであれば、意識していようが無意識だろうがどっちでも良いんですけど(そんなに集中力を削られる事でもないし)とりあえずはニワトリさんの能力を身につけたい。
何度かネタにしていると思いますが、ビリヤードのフォームの半身になっている状態ってのが色々と厄介ですよね。
顔の向きだけに話を絞っても、何かと難しい。
たとえばブレイクの時。ヘッドアップしていきますでしょう。皆様、真っ直ぐ立ち上がれています?
私は全然です。体を起き上がらせる方向がズレてしまっているので、顔の位置低く構えている時と起き上がらせた時とで、目線の向きが全く異なってしまっております。
しかも困ったことに、その事実に気付いたのがここ何年かだってんだから、それまでの癖で、変な方に起き上がるのに慣れてしまっているんですよね。なっかなか直せません。
また、プレイで普通に構える時も、調子が良い時であればコンパクトにスッとアドレス出来るのですが、調子が悪い時は手球との距離感がおかしいです。遠すぎる位置でアドレスに入ってしまって立ち位置を調整し直さなきゃいけないことが多い。
そういう状態の時って往々にして、立ち位置が決まっても頭の位置(前後方向の)もおかしいことが多く、構えに入ってから頭を前後させて微調整していることがあるのですが、全然真っ直ぐ動けないんですよ。
厚みのラインに対して真っ直ぐ前後させたいのに、頭を前後させるとともに目線がズレる。
練習の時にキューを持たず、体を正対させて頭を前後させてみると普通に真っ直ぐ動かせるので、あれもこれも半身であるせいらしい。
良く分かりませんが、三半規管の発達とかなんとか、関係してますかね、、、
きっと私が凡人で、私とおんなじだって人が多いんでしょうけど、半身になっても全く感覚を失うことなくニワトリさんのように動ける人もいるんでしょうなぁ。
センス!?
2本目
人生1度きり。1通りの生き方しかしておりませんので、自分の人生を比較検証などしようがありません。
私は10代で球を始めました。球の初級者時代と人としての初級者時代が一致しているわけですね。
なので「初級者の頃、こんな青臭い言動をしてしまっていたな」と思い返せども、はたしてそれが人間として青臭かったからなのか、ビリヤードプレイヤーとして青臭かったからなのか、その両方なのか。
それが良く分かりません。
一般論としてB級を「初級者」と扱う事には異議が出そうですが、少なくとも私は自分自身のB級時代は完全に初級者であったと思います。技術的なものもそうですが、メンタル面であったり考え方の面であったりが主な理由です。
初級者時代の私にツッコミを入れたいことの1つに「メンタルが強い」と思い込んでいたってこと。
実際、緊張するってことはあまりなかったのですが、それは単に真面目に球を撞いていなかったからだと思います。
真面目に撞いていなけりゃ、そりゃ緊張もしませんからね。
もう1つ、「もしかしてこれも影響してたのかな?」ってのが「持論に絶対の自信があった」ということです。
B級の頃は「自分の持論は正しいのだ!」という、わけの分からん自信がありました。排他的でもありました。
人として青かったからでしょうか。ビリヤードプレイヤーとして青かったからでしょうか?
なにはともあれ、自分に自信があった。だからこそ球も自信を持って撞くことが出来て、結果的にメンタルが強かった。
そういう面もあったのかもしれません。
完全に駄目な自信の持ち方ですが、結果だけを見れば実際にメンタルが強かったのかもしれません。
さてさて。今になって下級者の主張を聞いていると、当時の私と同じような「よくその実力で、持論にそんだけ自信を持てるな」って感じさせられる人が少なくありません。
そういった人たちが、試合に出ても自信たっぷりに球を撞いていたら、ある意味で首尾一貫していると思えるんですけどね。
論戦の場ではやたらと自信たっぷりに持論を披露してくるのに、いざ試合になったらメッチャ自信無さ気な球ばっかり撞いていて、つっこみたくなるような人ってのもいる。
論戦の場では物凄く紳士な態度なのに、いざ球を撞き始めたら自信たっぷりな人ってのは、本当の意味で自信があるから論戦なんてどうでも良いんでしょうね。
「サル共が何か言い合っているぞ」ってくらいなのかもしれません(笑)
サル代表の鈴木がお送りいたしました。
3本目
キュー切れでもシュート力でもブレイクでも総合力でもなんでも良いんですけど、たまたま見かけた見知らぬプレイヤーが優れた能力を見せていて「凄いな」って感じたとしましょう。
その事を相手に伝えたら、以下のような反応をされたとします。
「めちゃくちゃ練習したんですよ!」
自分に能力があることは自覚しており、それが努力の結果だと思っている。
「別に、ほとんど練習していないんですけどね」
自分に能力があることは自覚しているが、大した努力はしていないと思っている。
「別に自分なんて、全然大したことないですよ」
自分には能力が無いと思っている。
皆様にとって、最も印象の良い返答、悪い返答はどれでしょうか?
投票なんて募りませんけど、仮に多くの人の意見を聞いてみたとしたら、どの選択肢も評は割れると思います。100%の人が「好印象」という選択肢は無いし、100%の人が「悪印象」と答える選択肢もないはず。
何が言いたいかって、どんな返答をしても100%の共感は得られないってことなんですけども。。。。
大昔にこんな出来事をつづった覚えがあります。
ボウリングに行ったんです。皆様素人。
その中で1人、アベレージで180点くらいを出す人が。
一般人の中に混じっていたらかなり上手いですよね。
今「いやいや。大したことないよ」って思った人は、ボウリングの経験がある人でしょう。
遊びでしかやったことが無い一般人にとっては、アベ180点は凄いってことになると思います。
参加者は全員素人ですから、その人のことを褒めるわけですね。歓声をあげる。称賛する。
しかし本人は「大したことないです」「全然です」「下手ですよ」と無表情。
結果、場が白ける。
心の底から「自分なんて大したことない」と思っているのか「謙遜する自分かっけー」と思っているのかは分かりませんが、そういう態度はボウリングを趣味とする人たちといる時に取ってくれっていう話でね。
その場には素人ばかり。180点は凄いっていう場。
最終的には日頃の行いっていうやつで、普段からあまり印象の良くないやつだったからこそ「空気を読め」と場が白けてしまったんだと思いますけどもね。
日頃の行いが良い人であれば「驕らない人だ」「謙虚な人だ」と思ってもらえたのかもしれませんが。
その場次第、相手次第でどういう態度を取るべきかは変わってくるわけですが、ブログをやっていて困るのは、不特定多数の人に見られますから「相手に合わせる」が出来ないこと。多数派狙いで行くしかない。
しかも相手の顔が見えませんから、相手の反応を見つつ探るってことも出来ず、「多数派狙い」にしても「私が多数派だと思っている」というだけで本当に多数派なのかは分からん。
難しいもんであります。
私は日頃1対1でやり取りをする場合でしたら、私の事を上手いと言ってくれる人に対しては「ありがとうございます」と感謝しつつも謙遜と自虐を織り交ぜ、私の事を下手だという人には「仰る通りでございます」と認め、言い訳を繰り出すわけですが(笑)
ま、相手次第なわけですけどもね。
ブログではどうしたら良いですかね。
と、最近こんなネタが多いので本気で悩んでいるのかと思われるかもしれませんが、大して悩んでいません(お悩み度3割くらいw)
たまに小さな嫌な出来事が起きた時に下書きしてみるんですが、ただのボヤきだと自覚しているので積極的にブログにアップをしないわけです。
そうしたら、どんどんそういうネタが溜まって行くわけでして、たまには消化しなきゃいけないからと最近積極的にアップしているというだけで(笑)
アップした時期と下書きした時期って全然違うんで、私のブログの内容ってあんまりタイムリーなものではないです。
ネガティブなネタを載せている時ってむしろ「今ならこれを読んだ人になんと思われたって良いや」っていう、メンタル的に余裕がある時かもしれません。
ポジティブなネタ、真面目な球ネタを載せているときの方が、アップしている時点でのMP残量が少ないかも(笑)
4本目
この間、某プロと久しぶりに相撞きしたんです。プロ曰く、5年ぶりだったらしいです。ちょくちょく顔は合わせていたんですけどね。
で、相撞きを終えて言われたのが「昔から思ってたけど、役に立たないショットは上手いよね」って。
おい、こら!率直すぎる感想だな!
使用頻度の高い基本的なショットは不安定なくせして、たまにしか使わないようなショットは安定してるとか。
貶しているわけではなく、かといって当然褒めているわけでもなく、淡々と事実を述べているだけという感じのプロのお言葉。ふぐぅ、、、、
私よりも年齢はグッと下で球歴もグッと短く、けれどもあっという間に追い抜かれて今や相手にならないくらい上手くなってしまった若者たちが何人もいるんですけども、彼らの何人かが何故だか私のことを評価してくれるんですね。
その理由が全く分からず、単に目上に対する社交辞令かと思っていたんですが、この間初めてツッコンで尋ねてみたところ、どうやらプロと同じような感じらしい。
簡単にまとめれば「自分には出来ないようなショットバリエーションを持っているから」だそうな。
良い子ちゃん達なんだな。。。。
性格悪かったら「そんな滅多に使わないショットが上手くたって、球入れなきゃ意味ねーだろ(笑)」って思うでしょうからね。
はぁ。自分としては「入れだけを考えているのに入れられないプレイヤー」だと思っていたんですが、「使わない技術は持っている入れないプレイヤー」にランクアップか!?
虚しい!
別に、そういうつもりで練習しているわけじゃないんですけど、好みに従って練習していたらそうなっちゃったのかな。