鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

やっぱ反骨

3本立て



1本目



昨年末、球仲間達と飲み会をしていた時のこと。


大所帯でしたので、離れた席の会話は全く耳に入っていなかったのですが、突然離れたところから喫煙歴があるかどうか尋ねられました。


正直に「2年ほど」と答えました。


すると「やっぱり球を始めてから?」と聞かれたので「NO」と返答。私は球を始めて間もない頃にタバコをやめました(色々計算するのはやめましょう)


「やっぱり」ってことは、質問主も「球を始めてからタバコを吸い始める人が多い」と感じているのでしょう。私もそう思っています。


長いこと禁煙していた人が、球を始めてから再び吸い始めるようになってしまったって話は度々耳にします。辞められていたはずなのに、喫煙者が多いがために我慢できなくなってしまうそうです。


辞めようと思ったらスッパリ辞められたっていう話も耳にしますが、禁煙を始めてから5年経っても未だ「我慢している」という感覚なのだと言っている人もいました。そうなると、ちょっとしたキッカケでまた吸い始めてしまいますよね。


私がなにより気になっているのは、学生プレイヤーの喫煙。


私が学生だった頃も今の現役の面々も、学生プレイヤーの中には喫煙者が少なくありません。


それは果たして、ビリヤードを始めたからなのか、それともそういう年齢(背伸びしてみたいお年頃)になったからなのか。


私が学生の頃、一般の友達の間でも喫煙者はチラホラいましたけど、彼らのほとんどは入学前から喫煙者だった面々。対して球友の喫煙者は大学デビュー派がほとんどでしたのでね。


やっぱビリヤードの影響が大きいのかなぁ。




2本目



皆々様、自己正当化をしたいことってのは非常に多いと思います。


自分がやってきたこと、今もやっている事。それが正しいのだと思いたい。


正しいのかどうかなんて実はまともに考えたことは無いのだけれど、否定したら自分の人生を否定するようなものだから嫌だ。正しいのだ!!


みたいな。


球討論をする際、そういった類の主張をする人はとても多いですし、私もしてしまうことが多い。



逆に、「こういうことをやっていたから、私は上手くならなかった」みたいな反省をし、それを主張することもあると思います。


自分を肯定するも否定するも、どっちのパターンも私はやるし、多くの皆様も同じだと思います。


否定する場合にしても「こういうことをしていたから私は上手くならなかった」ってのが半ば言い訳ですし、「今は反省して、ちゃんとしたビリヤード観が身についている」っていう肯定みたいなもんですから、否定なのかどうか怪しいですけどね。


なんにせよ「こういうことをやってたから駄目だった」っていう持論にしてもですよ。人生一度きりですから、そういうことをやらなかった球人生は歩んでいないわけじゃないですか。


なので、持論は正しいのか、本当にそれをやらなかったら上手くなるのか。根拠なんて全く無いわけでしてね。


結局、こうしたら上手くなる、あぁしたら上手くならない、あれは正しいこれは間違っているなんて持論は何の根拠もないわけでして。


多数のサンプルをもとにした統計でも取らんことには「※個人の感想です」なんですよね。


そんなん分かってるって思うでしょうが、分かっているようで分かっていないし、分かっているようですらない全く分かっていない人も見かけますな。






3本目



その昔I氏と良く球を撞いていた頃。


I氏は、過去に1度でも成功したことがあれば「出来る!」と言い張り、しかも実際にそういうショットを選択してしまって失敗するというのだからツッコミを入れまくっていたもんでした。


どれくらいの成功率が出せれば「出来る」と言えますでしょうかね。


50:50じゃ厳しいですよね。7割くらい?もっと?



皆様誰しも、嘘ではなく実際に成功したことはあって自慢したいのだけれど、やれと言われて出来るようなものじゃないので口に出せないようなことってあるんじゃないでしょうか?


スーパーショットを成功させたとか、ブレイクで凄いスピードが出せたとか、連マス記録が出せたとか。


けど本当にその時だけで、やってみせてって言われても無理。「出来たことがある」のは嘘じゃないけれど、今やれって言われても無理。


信じてもらえないと悲しいし、信じてもらえたらもらえたでハードル上がっちゃって今後が面倒なことになりそうだし。


なんだかんだで自分のアベレージにそぐわない好結果は自分の中にだけしまっておくべきかなって思いますね(^^;



私がA級に上がったばかりの頃。


まだA級に上がるには早く、実力不足であるという自覚はありました。


しかし、自分で言うのは良くても、人から言われるのってムカつきますよね(笑)


言われたわけですね。「A級じゃない」「A級を舐めるな」と。


しかも、今でこそ仲が良いですが、当時は犬猿の仲だった人から。


マスワリを出したのすら見たことが無い」と馬鹿にされました。


じゃぁ見せてやろうと。


そしてその人と相撞きして、本当にマスワリを絡めつつボコしたってんだから、私の反骨精神も中々のものだなとw


馬鹿にされて悲しがるだけとかイラついて陰口を叩くだけってんじゃ、先に進みませんからね。