鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

女子プロ

3本立て



1本目



数か月前のこと。


都合によりちょぃと遠出しておりまして、時間調整のために近所の球屋に寄ったのです。


知り合いが何名かいるお店なのですが、時間が時間なのでプレイヤーは誰もおらず、私は1時間ほど1人で転がして終了しました。


その時、プロがお2人練習しておられました。男子プロ1人、女子プロ1人。


どちらも面識のないプロなのですが、女子プロは私が入店した時も帰る時にも挨拶をしてくださいました。男子プロはつられて会釈する程度。



この差は大きいよなぁとか思っていました。



(思えば、少なくとも私がお会いしたことのある女子プロは全員、面識の有無に関わらず挨拶をしてくださる気がする。たまたまそういうプロにだけ会ってるってことなのか、女性の方が社交性が高いということなのか、それともなんかそういう「プロとしてのマナー」みたいな講習でもやってんのかな?)




その女子プロとはまた別の人の話ですが、前にも書きましたっけ?某女子プロのことを「1店舗に1人必要な人材だ」って思ってるって。


プロですので、初級者から上級者まで幅広く対応出来るし。女性ですので女性プレイヤーも接しやすいだろうし。


持ち前の社交性で、一般のお客さんにも積極的に絡んで行くし。それでいて距離の取り方が絶妙で、絡みすぎることは無いし。繰り返しですけど、女性ですので女性の一般客も安心できるだろうし。教え方も上手いし。


またさらに、英語がペラペラなので外国人にも対応できるという。


ビリヤードの腕前が初心者だったとしても戦力になる逸材だというのに、腕前もプロっていう。



私の比ではないほどに球屋の経営に対して辛辣な某氏も、某女子プロのスペックの高さをいつも褒めてる。


良いことなんだから「某」なんて伏せてないで実名出せって?


べた褒めし過ぎていて、会った時に恥ずかしいから伏せます(笑)



A級でも上の方の腕前がある人が勝負の相手として見るのであれば、はっきり言ってしまうと張り合える女子プロ選手は限られてしまうと思います。


しかし、店舗スタッフとしての戦力は、女子プロの方が数段高いよなぁと良く思うのです。


これまたさらに別の女子プロの話ですが、常駐しているわけではなく非常勤のような感じで球屋スタッフをしているんですけど、その女子プロの出勤日には女性プレイヤー多いんですよ。


女性客を集めるという意味でも、女子プロの力って高いと思うのだ。




2本目



この間、もし大金持ちになって、プロ選手の個人スポンサーになるとしたら、誰のスポンサーになる?って聞かれて。



妄想の質問だってのに、困ってました。


パッと浮かんだプロは、プライドが高いというか責任感が強いというかで、たぶん個人スポンサーの打診を承諾しないと思うのでまず除外して。


うーん。誰が良いかなぁ。



と考えたまんま答えが出てません。


それだけw



3本目



遠い昔の話ですが、たまたまとある女子プロのチャレマ現場に遭遇しまして。


全く面識はなく、その日もチャレマが行われていることも知らないくらいでしたので、チャレンジするわけでもなく。


1〜2時間ほど転がして会計を済ませて帰ろうとすると、チャレマの合間の休憩中だったその女子プロから「お疲れ様です。。。」と声をかけられ、私も「お疲れ様です」と挨拶して帰宅。


挨拶の仕方が「面識のない人にでも気軽に挨拶出来る社交性の高い人」っていう感じではなく、話すのは苦手だけど頑張って挨拶してますって感じでした。なので、一本目のネタで書いたように「挨拶講習でもあるのかな?」って思ったんですけど。



その女子プロと次に顔を合わせたのが、共通の知り合いを介しての飲みの場でして(笑)


向こうも覚えてくださっていたので、初対面の時の挨拶の話をしたんです。「挨拶がなんだかたどたどしかった」と。


そしたらその理由を説明してくれました。


慣れ親しんだ店でのチャレマならともかく、普段行かない店でのチャレマとなると知らない顔ばかりなので、その時店にいる誰がチャレンジしてくるのか分からないそうで。


他のテーブルで撞いているプレイヤーを見渡して「あの人チャレンジしてくるのかなー」とか見ているらしい。


で、その日そのプロにチャレンジしたのはBC級ばっかりだったらしく(←女子プロだとありがちなんだそうですが)私が練習しているのを見た時に「あの人はA級だ!」「チャレンジしてくるのかな」「準備しておかなきゃ!」って思っていたらしいんです。


なのに私がチャレンジすることなく帰ろうとしてたから「なんだ。。。」ってガッカリしながらの「お疲れ様です。。。」だったらしい。


「それならば、お願いします」「こちらこそお願いします」とか言いながら相撞きして、初めての相撞きでは私が勝ったんですけどね。


通算成績では思いっきり負け越しております。どんどん歯が立たなくなるわい。



この間は「女子プロに挑むAクラスが少ないのは何故か」って話になりまして。


パッと4つほど理由が浮かびましたが、3つはまぁ書く必要も無いかと思うので置いといて。


「負けたら恥ずかしいからチャレンジしない」っていう人、結構いると思うんですよね。くだらない男としてのプライドw


男子と女子が分かれていないとある公式戦で、女子プロと当たった某男子プロが「負けたら何言われるか分からないから意地になった!」って興奮して話していました(笑)


私の周りにも差別っちゅーかなんちゅーか、私が女子プロと相撞きすると聞くと「女子プロには負けないでしょう」「というか負けて欲しくない」とか言う人がチラホラいるんですけどね。


私はなんせ初級者の頃から、プロアマ問わず上手い女子選手にボコられながら育ってきているんで女子プロを下に見る気持ちは全くありません。


が、女子プロでかつ年下となると、対戦する時に妙な緊張をするのはなんででしょうか。


「負けたくない!」っていうプライドってんじゃなくて、たぶん「下手」「格好悪い」って思われたくないんだろうな(笑)