今回試し撞きした3本のうちMUSOUとJCカスタムは、元々持っていてタップ交換やバランス調整をしただけですが、魁は新たにゲットしました。
ブラッドさんから譲ってもらいました。あざーーす!
DI2シャフトとDIシャフトの2本セットで譲ってもらいました。
で、わたくし元々初期の(DI以前の)パワーブレイクのシャフトとDIプロシャフトは所持しておりましたゆえ、初期シャフト、DIシャフト、DIプロシャフト、DI2シャフトと、歴代シャフトが勢ぞろいです。
そう話すとみんな揃って「マサランデューバは?」って言うんですけど、マサランデューバはDIプロの内!
そんでまぁ、魁とJCとMUSOUを撞き比べて、今後は魁を使っていこうってことにしたんですけども。
ハッキリと分かった魁の良さは「芯を外してもパワーを伝えてくれる」っていうやつともう1つ「振りやすかった」ってことです。
これって別に魁がどうこういう話じゃなくない?と。
同じ魁だって個体差はあるだろうし、振りやすさなんてのは人それぞれで好みが異なるだろうし。
そしてまた、振りやすかったからこそ魁で撞いた時は当たりが全般的に良く、だからこそ性能も優れているように感じたんじゃないかっていう気もするんです。
特にJCカスタムとの比較なんですけど、JCも上手く振り心地を合わせられて魁と同等に振って行ければ、同じくらい良い当たりは出せそうなんだけどなぁ。
続いて、DI2シャフトとDIシャフトの比較。今んとこあんまり分かってないです。
譲っていただいたDI2とDIは重さや細さに少し差があり、当然振り心地が異なります。
DI2を装着した時の方が私には振りやすくて、なので当たりの安定感はDI2の方が良かった。
けど、同じだけ当たった時のパワーや手球の安定感はどうか。そこまでは良く分かりませんでした。今後も探るつもりはあんまりない、、かな。
差を実感はしていないけれど、DI2の方がだいぶ新しいんだから、DI2の方が良いに決まってる!ってことでw
DIプロも試したかったんですけどね。I氏に貸し出し中なので試せず。はよ返せ。
さて。初期シャフトはどうだったかというと。
なんか革タップが付いてました。大昔なので一体何をつけたんだったか全く覚えていません。ブレイク用のタップではなさそう。
一時期、ブレイクキューに柔らかいタップをつけるってのにハマってたことがあって、エルクマスターなんかをつけたこともありました。エルクをつけたのがこの初期のパワーブレイクシャフトにだったので、今もエルクがついているかと思っていたんですが、エルクではないっぽいな。
まぁまぁまぁ、ブレイクに使うにはだいぶ柔らかいタップがついております。
今は革タップで撞く気が無いので、今回の試し撞きでも数球しか撞いていないんですが、1発目がですね。たまたま大当たりしたんです。
正直、1日を通して1番の当たりで、結果も「常にこのブレイクが出来れば世界をとれる」と思うようなものだったもんだから「安定した技術さえあれば、道具は関係ないよなぁ」って身もふたもないことを思いました(笑)
あんまり意図してなかったんですけど、手球がですね。ラックに当たって大きく跳ね返ってヘッドスポット付近まで戻ってきて、押し回転でキュキュッと止まるっていう、10ボールブレイクで一番格好いい形になりました。
そこまでの押し回転をかける意識は無かったので、本当にたまたまだったんですけど、空中でクルクルと回転する手球を時がとまったかのような感覚で眺め、その後にキュキュッととまる手球を見て、「このアクションをさせるには、こんだけ押し回転かけなきゃいけないんだなー」と思っていました。
また、その時の1番ボールの転がりが凄くてですね。ヘッドクッションに当たって跳ね返って、またセンターくらいまでくるような感じ。
大当たりしたといっても、そこまでスピードが出てたわけじゃないと思うんで「あー。押し回転がかかってると、1番ボールもこんだけ転がるんだなー」と。
そういう意味では、DI2を使っている時なんかは手球が安定してあんまり跳ねないので、前進回転をかけながら大きく跳ねさせて止めるってなブレイクはしづらいのかな??
そういや、ポイズンを使ってた時、手球が跳ねすぎてうるさいから、少しブリッジの高さを下げて水平目に撞くようにしたんだっけか。DI2を使っている時なら、また元のブリッジの高さにしちゃっても大丈夫かもしれない。
パワーブレイクの初期シャフトですが、なんせ革タップがついているので「これを使うのは無しの方向で」とすぐに判断しちゃったんだけど、樹脂に交換したらそれはそれで良いのかもしれない。
がっ、そこまで来ると完全に遊びになっちゃうので、交換はやめておこう。いつかまた革タップでのブレイクがしたくなるかもしれないので、その時のためにとっておこっと。
さて。バットの話です。
今回の試し撞きで一番実感出来たのは「魁のバットの良さ」かもしれません。
魁を手に入れるに至った経緯の大元はといえば「ちゃんとしたパワーブレイクのバットが欲しかった」ということでした。
DIプロシャフトが発売された当初の話ですからだいぶ前の話ですけど、たまたまラッキーでDIプロシャフトを手に入れて。
バットを持っていなかったので中古でパワーブレイクのバットを手に入れたわけですが、全くパワーがない。DIプロシャフトを活かせない。
だから今まで一応はパワーブレイクを所持していたにも関わらず、全くと言っていいほど使っていなかったわけです。
んで、ずーっと「ちゃんとしたパワーブレイクのバットが欲しい」と思っておりまして、今回ブラッドさんから魁を譲っていただけることになったわけです。
元々はね。たまたま手に入れたDIプロを活かせるバットが欲しいってところからスタートしたんですけど、DIプロをまだ試していないっていうね。
それはともかくとして、なんせ元々所持していたパワーブレイクのバットが「中身が無い」「スッカスカな感じがする」っていう感触だったものですから、魁を使ってみて「中身が詰まってる!!」と。
昨日書いたMUSOUなんかもそうですけど、比較対象があると良さが分かって良いですねぇw
普段、シャフトの差を感じることはあっても、バットの差を感じる機会ってあんまりないですからね。
I氏も「バットで変わるもんなんですか?」って言ってましたけど、変わる変わる。全然違うわ。
さて。球撞きを終える直前になって思い出しました。「あ。音が気に食わないからと思ってキューを変えたんだった」って。
打音のことを忘れてました。
魁で撞いた時の音はベストではないかなぁ。「これだ!」っていう音じゃないけど、ポイズンよりはいい。モチベーションが上がる音ではないが、下がる音でもないって感じだ。
音を好みに近づけるにはシャフトかタップをもうちょぃ柔らかい物にしなきゃいけなくて、そうなると性能が落ちそうだしなぁ。それに、ソニックタップより柔らかめな樹脂タップってあるんかいな?
パワーブレイクですからソニックタップが付いているわけですけど、ソニックタップ好きなんですよ。パワーブレイク以外のブレイクキューにも好んでつけるくらい。
樹脂タップにしては硬すぎず、そこそこ手ごたえもあるし、甲高い音もしないっていうのが好き。ほんと、性能面ではなく感覚面だけの話なんですけどw
ソニックは樹脂の中では柔らかい方だと思いますが、もっと柔らかい樹脂タップってあるのかな??あったらつけてみたいかも。
あれやこれや書いてみましたけど、今後は魁を使って行くことにしました。
魁という定番であり王道であるブレイクキューを使うことで、ますますもって道具での言い訳が許されなくなりましたな(近年は道具で言い訳することは無かったと思いますけど)
今回の試し撞きで魁の良さは実感出来たので言い訳しようとは思わない(はず)ですが、どんな良さを感じたかって「撞いていて気持ちがいい」とか「少し芯を外しても当たってくれる」とか、そんな感じの事ばかり。
ブレイクの結果はビタイチ良くなっていない
10ボールブレイクをしていても、ノーインばっかなのは相変わらず。キューを変えたからって、何割もパワーが増すわけじゃないし、厚みを外すのはキューの性能でどうにかなるもんじゃない。
キューを変えたことで心機一転、モチベーションが上がるっていうくらいの話かな。。。
練習しよ。