2015年01月16日

「私のセンター試験体験記」@ニシカワタカシ

東大ガイダンスブログ♪をご覧の皆さん、こんにちは!文科一類1年のニシカワタカシです。

「またお前か」と思われた方、いつもお読みいただきありがとうございます(笑)
年末の対談記事(その1その2その3)で登場したばかりですが、今回は「私のセンター試験体験記」というテーマで執筆させていただきます。よろしくお願いします!

さて、センター試験(本試)は、もうすぐ始まりますね。いよいよ受験生のみなさんがセンター試験を体験する番です。
高校同期のドヒ君が、前回の記事で、自身のセンター試験体験記を書いてくれていますし、今更私の体験記を長々と読まされても、あまり意味がないですよね。

ということで、今回の記事は...
1)センター試験に向けて、最後のアドバイス
2)センター試験直後にすべきこと

以上の二部構成でお送りします。それでは、どうぞお読みください!
※2)については、センター試験の全日程が終了し、自己採点が終わってから読むことをおすすめします!


1)センター試験に向けて、最後のアドバイス

【大前提】忘れ物をしない!
何をいまさら。と思う方も多いでしょう。
それに、受験票を忘れても、筆記用具を忘れても、必要な手続きを踏めばなんとかなるはずです。
しかし、ちょっと考えてみてください。忘れ物をして動揺し、試験にいつも通り臨めなくなってしまったら...?
持って行くべき荷物はきちんと用意しましょう!

・終わったことは気にせず、割り切る
二次試験にもあてはまることですが、受験は総合力勝負です。1つ前の科目でどれだけ大失敗しようとも、そんなことを気にしている場合ではありません。次の科目はすぐに始まります。
もし失敗した科目があるなら、それを他の科目でカバーできるようにしましょう。
スラムダンクの安西先生も言っていますね。「諦めたらそこで試合終了ですよ...?」 本当にその通りだと思います。

・マーク欄には注意
散々言われてきているとは思いますが、念押しのために書いておきます。
僕が受験した時は、数学で科目選択欄にマークをしないと、「数学1/2」と見なされ、東大が求める「数学1A/2B」を解いたことにはならず、第一段階選抜で不合格になるという恐ろしいシステムでした。
くれぐれも科目選択欄のマークは忘れずに、慎重に。
また、こちらも散々言われているとは思いますが、解く問題を間違えないでください!
ドヒ君は気づいたからよいものの、気づいていないと大変なことになります。
最後に。回答欄はくれぐれもずらさないように!とても勿体ないですよ!

・自己採点は各人の好きなように(但し、迷っているならしないほうがよい)
一日目終了後に自己採点をする人としない人、どちらもいると思います。
どちらでも良いと思います。どうしても気になる人は、一日目終了時に自己採点をしてしまいましょう。どんな点数が出ても動揺しないなら、それでも良いと思います。
私はしませんでした。もとから自己採点はすべて終わってからしようと考えていたこと、試験の最中の感触から、国語で失敗しただろうと思ったことが理由です。
解いた時の感触でどれくらいの点数が取れたか、大体見当がつくのではないでしょうか。つくならば、そこまで急いで採点する必要はないのではないかと思います。
(迷っているなら採点しない方が良いと書いたのは、僕の高校同期が採点して失敗したからです。一日目に自己採点をして、国語で100を切っており、かつ東進の速報で「国語:やや易化」と書いてあるのを見て強烈なショックを受け、普通の精神状態で2日目に臨むことができなかったようです。不用意に採点するのは、本当にやめた方が良いと思います。)

センター試験に向けての最後のアドバイスは、以上になります。
受験生の皆さんが、存分に実力を発揮できることを祈っています!

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2)センター試験直後にすべきこと
※もう一度書きますが、ここからはセンター受験後に読むことをおすすめします。それを想定して、記事を執筆しています。


















・正確な自己採点をする
自分の点数と向き合いましょう。逃げ出したくなるかもしれませんが、それがあなたがセンター試験で獲得した点数です。
(余談ですが、私が自己採点した時は、国語で実際に大失敗していることが分かり、さすがにへこみましたね...6割+αでしたから...)
9割に届いていない人、悲観することは全くありません。足切りに引っかからなければ、二次試験で逆転できますよ!
実際、私は700台後半でした。一日目で大体100失点していたのがその理由ですね。二日目は、ほぼ失点しませんでしたが。

・出願先を考える
各予備校が第一段階選抜の足切り点を予想しますよね。駿台のデータネット、河合塾のセンターリサーチなどが有名でしょうか。
自己採点の直後から、どこを受験するか考えましょう。国公立前期・後期をどこに出願するのか。私立大学の併願はどうするか。
東大前期に関しては、こちらのサイトにあるように、あまりセンターリサーチはあてになりません。予備校の予想が完璧に当たることは、ありません。東大前期に出願するか、出願するとしたらどこにするか、それを決めるのは、ほかならぬ受験生自身です。自分が最も納得できる決断をしてください。
逆に、東大後期に関しては、予想から大幅にずれることはないでしょう。これについても、先ほどのサイトをご覧ください。
私立大学の受験に関しては、その目的を考えましょう。試験慣れの為なのか、それとも進学するつもりがあるのか。
結局のところ、出願先の決定は、最終的にはリサーチの結果待ちになるでしょう。しかし、これは早めに考えておきましょう。覚悟を固めるという意味で、僕は早めに決めて正解でした。

・必要な点数を考える
センター試験で取れた点数を、東大用に換算してみましょう。11/90倍すると、だいぶ少なく思えるかと思います。
そして、二次試験で必要な点数を割り出しましょう。センター試験の点数によりますが、二次試験では、理3でも300,文1なら270,文2,3なら260,理1,2なら240程度あれば、おそらく合格できると思います。
(前掲のホームページに過去10年分の合格点が載っているので、参考にして下さい。年により難易度と採点基準に差があるので、一概に比較することはできませんが。)

では、この後はどうすべきでしょう?
これについては、20日に更新する記事の中で詳しく触れますので、それまでお待ちください!
16:00ごろの更新を予定しています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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