パチ&フットボール

　まだ旅の途中です。今ホテルで日記書いています

　バスに乗る所で終わった前回の日記ですが、それは１６日の話。その後もあちこち訪問したのですが、昨日の１７日のことをどうしても先に書きたくなり、そちらのお話からです

　長野県の上田は真田丸のおかげで、とんでもないことになっています。とにかくゆかりの地にドヤドヤと人が押しかけているそうです。まぁ、人の多いこと。上田が東京になったのかと思いましたよ

　その上田の片隅にあるのが砥石城です。今日の放送は、もちろん見ていませんが先週登場したのが砥石城。ドラマでは、まるで八百長のように弟が兄に勝利を譲ったように描かれていましたが、その内容はどうでも良いのです。実は今回、長野の同窓生に大変お世話になったのですが「どこ行きたい？」と聞いてくるのでドラマを見た直後の私は「砥石城！」と答えました

　友人も行ったことがないそうです。ただ知識として「街外れ」「公共交通機関がないので上田駅からタクシーで行く人の後が絶たない」というのがあり、じゃあオレも付き合うよ、ということでいざ砥石城へ。ということで

　（￣へ￣）　今日は鉄道の話は一切出てきません。江戸時代より前のお話です

　(○口○*) ﾎﾟｶーﾝ　もちろんパチンコの話題なんて一切ございません

　その砥石城ですが、友人がカーナビの「城跡」で調べたところ、全くヒットしません（汗）。これはマズいと私がスマホを取り出しウイキペディアへ。ウイキペディアには北緯と東経が記されていて、そちらをポチッとクリックすると、その後はグーグルマップに飛び、さらにはグーグルのナビにたどり着きます

　これはなかなか良いシステムで、私は廃線跡では結構お世話になっています。砥石城の地図に無事到達。その位置を指定して助手席の私が指示する形で進んでいったのですが、ひとつ気になることがあり

　Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ 　城跡はあっても道がない

　これはマズいんじゃないか？そもそも大丈夫なのか？と思っていたのですが友人いわく、何かのパンフレットでも駐車場に車を置いて坂道を１０分とか書いてあったので大丈夫だろうとなり、ここはナビされるままに進むのみ

　上田の中心部から菅平方面へと向かう道を進み、これまた結構な坂なんですが、ようやく「砥石城跡」の表示が見え、左に折れたところで無事到着です。ただし山のふもとに駐車場があり、ここから徒歩だそうで、ここまては友人の予告通りなんですが、周囲には何にもない畑の隣にちょっとした駐車スペースがあるだけの環境

　石畳を少し登ると

 　やぐらのようなものが見えてきて、こちらが入り口らしい。「なめんなよ」と書かれていて嫌な予感も漂いますが、ここに入り口があるなら、すぐ城にたどり着くのだろうと登っていくと、いきなりの坂があり、フーフーいいながら進んでいくと、山道が平坦になって一安心。ただ城跡の雰囲気はまるでない
　
　１５分も歩いたでしょうか。左右の分岐点があり、砥石城は右となっていて、そこには「あと１５分」と書かれている。しかも見上げると急峻なんてもんじゃない坂を見上げるのみ。ゲゲッと思いましたが、ここまで来て撤退というわけにはいきません。もう意地だけなんですが、先に進むことにしたのですが、もう膝が笑う状態。しかも汗ビッショリ。昨日は午前はムシ暑かったのですが、登り始めた午後３時ごろは涼しくなった上に風もあって、５００メートルを超えるこのあたりは半袖のシャツだけだと、ちょっと寒いかな、という感じだったのですが、このころは大粒の汗をボタボタと流していました
　こういう時に休憩すると余計疲れるのは分かっているのですが、これはアカンとしゃがみ込む。友人は元気にこの休憩だけで上がっていきましたが、私はその後２回も休憩してしまう始末
　まだ元気なころは山道の写真を撮らなきゃ、と考えていたのですが、このころはそんな余裕は全くありません。結局、残り１５分の位置から３０分近くかけて城跡にたどり着きました
　で、その場所はというと

(￣△￣；）な～んにもない狭い空き地　　

　城跡なんですから、そりゃ何もないでしょうけど、あまりにも狭すぎないか？
　ここに「城」なんてもんができたのか？というスペース

　ただし

　景色はとてもよろしい。上田の街が一望できる

　ここに書かれて説明を見ると、ここは標高８００メートル以上あるんじゃないか

　ぜーぜーがようやく治まり、どんな坂か写真を見下ろしで撮ってみました

　写真になると平面的で単なる山道にしか見えないと思いますが、これ、物凄い坂です

　どうやらこのあたりは木碑にあったように１９６９年に整備されたそうです

　説明書もありましたので

　関心がある方はどうぞ

　当選ですが、この説明書きはここまて来ないと読めません（笑）

　一休みして帰りは下りなので比較的早く着きました

　このように地形とコースが書かれていますが、登る時はなめていたので見ていませんでした。読んでいたら尻込みしたかもしれません

　ふもとも全く観光地化されておらず売店なんてものはなくて清涼飲料水の自販機があるのみ。６００ミリの麦茶をガブガブと飲み干しました。この自販機ってメチャもうかっていると思います（笑）

　本当に軽い気持ちで行ってエラい目に遭いました。ナビにもなかったぐらいですから、最近まで訪れる人もほとんどなかったと思われます。そもそもドラマでは簡単に描かれていたので、それが悪い（怒）。どちらかというと部活動の鍛錬の場所ではないかと（汗）

　それにしても、こんな山の上に城ってホンマかいな。戦国時代はこのぐらいの山の上でないと防御できなかったのかもしれませんが、そもそも水や食料はどうやって確保したのでしょう

　ドラマでは真田兄はこちらの城を奪還してから、その後は一歩も動かなかったと言っていましたが、そりゃ、ここに１度登ると降りる気はしないでしょう

　もしかしたら、このブログを読まれている方の中に行ってみようと考えてらっしゃる方もいるかもしれないので（いないか…笑）、真っ先に体験を書いてみました

　もし訪れる予定があるのなら、それなりの覚悟と準備で臨んでくださいね