愛を遣う | OBGY・「美」へのこだわり

OBGY・「美」へのこだわり

震災から1年
いろんなことがありました。

そんな私も2012年3月3日、無事に結婚式を挙げることができました。
2014年11月息子が誕生、2015年4月に職場復帰し、現在働くママ真っ最中で、毎日奮闘中!!!

不思議な出来事がありました。



私と私の夫はよく、愛、という言葉を使います。


でも昔の私は、愛だなんて
言葉に出すのも恥ずかしかった
愛なんて青臭いこと言っちゃって



とか思われそうで



でも夫は、愛という言葉をさらっとつかっていて、この人にとっての愛なんて軽いもんなのかな、くらいに出会ったときは思っていて




不思議な出来事とは
とある方から、これ読んで欲しいのと渡された本がありました。
わたし、本の虫ですから、新しい本があると夢中になってしまいます。
夢中になりすぎるから、本を買わないと思うくらい。


でも、通勤でさらっと読める内容でしたので読んだところ



気を遣うのでなく、愛を遣う


と書かれていて


そのほかの内容が、あまり覚えていられないくらい強烈に
今のわたしに響き共鳴しました



彼は気を遣わないけれど、本当に愛を遣う人です。
だから彼はいつも自分の思い通りに動いています。
自分の思い通りに人に優しくします


そうしてくれたら感謝されるかなとか、微塵も思っていなそうで。
ただ、私のことが好きだから、こうしたいと思った、、、のように。



彼から感覚的に教えてもらった愛についての概念が
言葉にされている本のとの出会いでした。



仕事においてもそういえば
クソ忙しくて、眠れねーって日に
まぁ、言ってしまえばどうでもよい内容の電話相談があったりもするのですが


かつてわたしは、病院はコンビニじゃない、限りある医療資源を無駄に遣うな
なんて思っていたりしたのです、、、



病院に来たい人なんていない
電話ひとつするのだって心配で仕方ないから
わたしの一言で安心するならよかった
わたしが診察したことで安心して1日が遅れるならよかった
と心から思えるようになった
これは、相手への愛がなせることなのでしょう


自分が変わったと気づいたのは、震災でした。


みんなで怖い思いをし
みんなで安堵し
みんなで泣き
みんなで笑った


あのときみんな、誰に対しても愛に溢れていたのです
たくさんの支援
医者だけでなくコメディカル、事務職員、清掃職員もだれも欠かすことが出来ない


毎日が感謝でいっぱいでした


そしてこの本との出会い。
この本は、わたしが気づき、感じていたけれどことばに出来ないもどかしさを的確に表現していて、答えをもらった、みたいな感覚。だから響いたのかな。



愛を遣うことは
とても楽です。


気をつかうと神経すり減るけど。
愛は枯渇しないですからね。


でもなんであの人はこの本わたしにくれたのでしょう?
とても不思議。。。