2018年01月08日

命あるものを大切にするために

この猫は、3年前に亡くなった、飼い猫のミー、久米島に移り住んだ当初、

長男が拾ってきてから、長い年月、一緒に過ごしてきました。

命あるものを大切にするために

私は、子どもの頃から、自然が本当に大好きでした。



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それは、14歳離れた兄の影響だと言えます。

私が小学生の頃、琉大の学生だった兄、もちろん生物専攻で、
春、夏、冬の休みのヤンバル通いに、いっつもくっついていきました。

大学を卒業した兄の職場は、沖縄県衛生研究所、ハブの血清研究施設で、通称ハブ支所

そこは、変わり者と言われる人たちの溜まり場(館長も含む)でしたが、そのおかげで、
犬、猫、鳥だけでなく、爬虫類も両生類も昆虫も、偏見なく興味と関心を持つことが出来、
沖縄の鬱蒼とした緑の森の構成者として、大切な存在だという事を、深く学ばせていただきました。

久米島ホタル館に来てからは、ホタル館館長の夫やスタッフ達と共に、
一般的には好まれない昆虫たちや、爬虫類を、エゴイスティックなマニア的な思いではなく、
地球環境を支える縁の下の力持ち的存在として、尊厳をもって考え守る立場を選択しています。

犬や猫のファンは沢山いますから、
島でもいろんな人がそれぞれの思いで動いているのですが、

ファンの多い事が裏目に出て、実体の伴わない個人的な資金集めが先行している間に、
島の放置ネコは、頭数が増え、とうとう、山の中まで、ネコが迷い込み、
腹を空かせて、県の天然記念物でもあるクメトカゲモドキを捕食していたという報告を
受けるようになりました。

野生の生きもの達への脅威も、さながらですが、パトロールを終えたスタッフからの報告で、

落ち葉の間や、側溝の泥の中で、小さな子猫の死骸や骨の話を聞くと、
その哀れな最期の姿に、子猫たちの柔らかい毛だまりと、小さな鼓動とぬくもりが、
胸の奥に湧き上がってきて、締め付けられるように苦しくなります。

今年は、こうした島における愛玩動物の犬や猫の現状を少しでも解決するために、
地道に活動をされている方を中心にした呼びかけに応えて、微力ではありますが、

沖縄県動物愛護管理センターの職員やNPOどうぶつたちの病院の獣医師、環境省の希少野生動植物種保存推進員であるホタル館館長、などの指導を仰ぎながら、地域の皆さんと共に「仮称・久米島犬猫救護の会」を立ち上げました。

2018年に始める新しい目標は、「命あるものが、安らかに暮らせる島づくりを目指す」です。
準備を整えながら、会員の募集や活動報告等、行っていきますので、
ぜひ、今後の活動に、多くの方々のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

※ 現在、立ち上げを宣言してから、半年を経過しましたが、
  残念な事に、久米島町行政からの支援を受けるまでは、
  まだまだ時間が掛るため、
  一旦、今回の立ち上げメンバーは、解散となり、
  新たなアプローチを模索することになりました。
  そのため、早急な解決への期待には、
  応えることが出来ない事を、お知らせいたします。  

  これまで、何の援助も無く、
  地道に保護活動を行っている
  個人ボランティアの方への申し訳なさを噛みしめながら、
  久米島町の課題として取り組んで頂ける様、
  町民の理解と協力を求めるために、
  更なる努力を重ねていきたいと想います。
  

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