毎年、畑で自然薯の栽培をしている。
ずっと以前は、ヤマイモを普通に作っていたから、スコップで縦に何十センチもの深さまで掘るのは大変だった。
折らないように、1本掘るのに30分かかることも珍しくなかった。
その後、専用パイプを斜めにして、その中に延びたヤマイモを収穫する方法を知り、やってみた。
抜群にラクで、楽しい。
その後、「波板」でよいことを知り、もっと、ラクで楽しくなった。
それらをまとめた、このブログの自然薯の波板栽培関係のエントリーへのアクセスは多い。
(参考 自然薯・ヤマイモのパイプ・波板・栽培 )
昨年も植えつけ。
ところが、昨年9月中旬の台風で、地上部のすべてが引きちぎられてしまった。
原因は、すぐ南側にあった、ピーマンの雨除け用のポリエチレンのシートの「かまぼこ型」の屋根が風で北側に飛ばされ、そのポリやパイプの骨組みが、真横の自然薯の地上部のすべてを引きちぎって、さらに北側へ飛んだ、というわけ。
そのショックは深く、「収穫皆無」の衝撃を味わいたくないので、まったく掘りもしなかった。
なぜなら、自然薯は、夏までに大きく成長した茎や葉の栄養が、9月10月に根に移行することで「イモが太る」から。
根に送るべき栄養物がすべて、無くなったのだから、期待値はゼロ。
ブログに、風ですべて飛ばされたことを書くのも気が引けて、ブログの「自然薯」のカテゴリーもまったく更新していなかった。
でも、4月になり、植え付け時期だから、「状況」を確認するしかない。
そこで、意を決して4月15日に掘ってみた。
・・その様子を今日のブログに・・・
まずは、食べることの写真から載せた。もちろん、味は推奨。
(ということは、収穫物はあったということ)
昨年の植え付けは、4月15日。
注文した種イモも昨日届いたので、天気都合を見て植え付ける。
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まずは、食べること、から
4月15日の収穫日、さっそく食べてみた。
すりおろし、少量のだし汁を加えて、
そのまま玄米ご飯に
●昨年2013年8月10日の様子
(写真をクリックすると拡大) | ↓
昨年9月中旬の台風で、地上部のすべてが引きちぎられた。
原因は、すぐ南側にあった、ピーマンの雨除け用のポリエチレンのシートの「かまぼこ型」の屋根が風で北側に飛ばされ、そのポリやパイプの骨組みが、真横の自然薯の畝を引きちぎって、さらに北側へ飛んだ、というわけ。
●昨年2013年9月17日の様子 /台風の後
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冬は、「収穫皆無」の衝撃を味わうのが嫌で、
掘ることはもちろん、見ることもしなかった。
とはいえ、春4月には、植えつけしなければいけないから、
種イモの注文の有無も確認しなければいけない。
3月20日ごろに、少し土をどけてみたら、根のトップはいくつかあった。
そこで、防草シートを畝上にかぶせて、温度を上げて、
果たして発芽するかの、早期点検をしてみた。
(右側の白い部分は、秋に移植したサラダ菜類の保温用の被覆資材)
4月15日 作業開始前。
地上部は飛ばされたけど、地下部は、それなりに残っている。
(もちろん、多くが、消えていた)
残っている部分は、太りは当然少ないけれど、
「収穫皆無」ではなかった。
イセイモもできていた
「芽」は真上に延び、根はまず、放射状に横に延びる、という原則の通り。
つまり、こんな時期に掘る=刺激=乾燥がよくないことは当然。
収穫後の畝。
掘り出す部分はわずかの幅。
(真ん中の板の幅)
発芽、発根している分や健全な分は、
今年の種イモ用にする。(左5枚の板)
食用にする分は右3枚。
種イモ用にする分は、暗くて湿りのある地下室に入れた。
これは、一部腐っていたり、小さかったり、大きいから種イモにしないで「収穫分」にしたイモなど。
高圧洗浄機で洗った後。
この波板は135センチ。
(2枚前の写真の右3枚の板)
3年間、波板を洗っていなかった。
今年の植えつけの準備のために
高圧洗浄機で板を洗った
幅は、市販の波板を縦に3分割したも。
長さは、150センチが50枚、135センチが20枚ある。
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