「大阪維新の会」所属の堺市議が政務活動費のうち4年分、約1千万円を不適切に支出した問題。
住民監査請求とその結果を受けて市長が対処。警察に「市が被害者として『告訴』」し、警察も受理した。
議会も「百条委員会」を設置、その「調査特別委員会」で、本人に問う「証人尋問」が今日開かれるという。
委員会は、全面公開。
そのあたりを整理しておいた。
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★ 堺市 監査委員事務局
住民監査請求監査の結果・措置状況について 更新日:2016年1月4日
政務活動費等の返還請求について
監査結果公表日 平成27年10月29日(PDF:951KB)
措置状況公表日 平成27年12月28日(PDF:113KB)new
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●ブログ管理7万円、名刺代36万円…維新・堺市議の政活費返還求め監査請求
産経 2015.9.2
堺市の小林由佳議員(大阪維新の会)の政務活動費に不適切な支出があったとして、市内の自営業男性(47)が2日、平成23~26年度分のうち計約1千万円の返還を求めるよう堺市に住民監査請求した。
男性によると、小林市議は多額の管理費用が不要なブログを使っていたが、月に約8万円をホームページ管理費用として、うち半額程度を政活費から支出。ほかにも23~25年度の名刺の印刷代を計約36万円としていた点などを列挙し、「多過ぎて全て使ったと考えるのは不自然」としている。
男性は請求後、「政活費の支出を市民が検証できるように使途を写真付きで情報公開してほしい」と話した。
小林市議は昨年、市の監査委員から25年度の政活費約247万円分の返還勧告を受け、ことし2月に返還した。小林市議は取材に「ブログの費用は業務委託でかかったものだ。請求内容を精査し、監査結果に従って対応する」と話している。
★ 堺市議会 インターネット中継
★ 会議日程
平成28年2月12日(金曜) 午後1時 第3・4委員会室
小林由佳議員及び黒瀬大議員による政務活動費又は政務調査費の支出に関する調査特別委員会
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●政務活動費支出 堺市長が市議告訴状を大阪府警に提出
毎日 2016年1月27日
堺市の小林由佳市議(38)=大阪維新の会=が政務活動費を不適切に支出していた問題で、竹山修身市長は27日、虚偽有印公文書作成・同行使と詐欺の疑いで、小林市議に対する告訴状を大阪府警に提出した。竹山市長は記者会見し「他に例を見ない不適切な支出で、説明責任も果たしていない」と述べた。
小林市議は「政務活動費を詐取した事実はない」とコメントを出した。
●堺市長、維新市議を告訴 政活費詐取の疑いで
朝日 2016年1月27日
大阪維新の会の小林由佳・堺市議(38)が配っていない政策ビラの配布代金などを政務活動費から受け取った問題で、竹山修身市長は27日、小林氏が市から政活費を詐取したなどとして、小林氏に対する詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使容疑の告訴状を大阪府警に提出し、発表した。告訴内容は政策ビラなど広報広聴費に関するものと説明したが、詳細や被害額は明らかにしなかった。
竹山市長は会見で「他に例をみない不適切な支出で対応は悪質。説明責任も果たしていない」と述べた。一方、小林氏は取材に「告訴状を見ていないのでコメントできないが、政活費を詐取した事実は全くない」と反論している。
この問題は、小林氏が未配布の政策ビラの印刷・配布代金などを政活費で受け取ったとして昨年、市内の男性が住民監査請求を実施。市監査委員事務局は昨年10月、監査対象となった1040万円全額について支出が証明できないと指摘。小林氏はこのうち406万円を返還している。
●【竹山堺市長会見詳報】政活費問題「小林市議」への告訴状提出…個人情報流出職員に95万円弁償求める
産経 2016.1.28
27日に行われた堺市の竹山修身市長の定例記者会見の詳細は次の通り。
【冒頭】
小林由佳・堺市議(38)=大阪維新の会=の政務活動費問題で本日、小林市議への刑事告訴状を府警本部に提出した。
昨年の住民監査請求では、対象となった(約1千万円の)経費すべてが政活費として認められないとの監査結果が出るなど、ほかに例を見ない不適切な支出が明らかになった。
これに対し、小林市議は、真実を説明しようとする姿勢が感じられない。
市民の税金からなる政活費の不適切な支出行為は、決して看過できない。
また(全有権者などの)個人情報を流出させた元市職員(59)=懲戒免職=に本日、調査にかかった費用約95万円の弁償を求めた。
【質疑】
--告訴の罪名は何か
虚偽有印公文書作成・同行使罪と詐欺罪だ。
--告訴は受理されるのか
弁護士資格がある職員が中心となり、捜査機関と調整してきた。かなり綿密な議論をしており、受理されるものと自信を持っている。
--小林市議の秘書だった黒瀬大市議(39)ら関係者はどうなるのか
嫌疑があるなら、追加されると思う。
--告訴の中身は
詳しく申し上げられないが、(住民監査請求の対象となった約1千万円のうち)広報広聴費だ。
●堺市議への告訴状、大阪府警が受理 政務活動費問題
朝日 2016年2月10日
大阪維新の会の小林由佳・堺市議(38)の不適切な政務活動費の支出をめぐり、同市の竹山修身市長が詐欺などの疑いで大阪府警に告訴状を出した問題で、府警が8日付で告訴を受理し、捜査に乗り出すことが市や捜査関係者への取材でわかった。
堺市長、維新市議を告訴 政活費詐取の疑いで
小林市議をめぐっては、「政策ビラの印刷・配布代金」として政務活動費を支出しているのにビラが配られていないなどと訴え、市民が住民監査請求。市は昨年10~11月、監査委員の勧告を受け、2011~14年度に計約1051万円の不適切な支出があったとして小林市議に返還を求めた。
小林市議はうち政策ビラ印刷・配布代(約285万円)や携帯電話代(約10万円)などの計約416万円は「支出を証明できない」として返還。残りは市に異議を申し立てた。
竹山市長は告訴内容について「政策ビラなど広報広聴費に関するもの」と説明し、詳細を明らかにしていない。小林市議は9日、「告訴の詳細が分からずコメントしようがないが、政務活動費を詐取した事実は全くない。捜査には協力する」と話した。
●“美しすぎる堺市議”の撮影中止要望を聞き入れず 政活費問題の百条委「証人尋問は全面公開」
産経 2016.2.10
小林由佳(よしか)・堺市議(38)=大阪維新の会=が平成23~26年度の政務活動費約1千万円を不適切に支出した問題で、市議会調査特別委員会(百条委)が10日、開かれた。次回12日に証人尋問される小林市議から、撮影、録音などを中止するよう求める要望書が出され、対応を検討。採決の結果、要望を認めず、全面公開とすることが決まった。
小林市議の要望書では、本人や関係者のプライバシーに配慮する必要があることなどから、報道機関などの撮影や録音、市議会ホームページ上での中継について、入室直後までとし、真実を述べる意思を明らかにする宣誓からは中止するよう求めた。
百条委はまず小林市議の要望について採決し、賛成少数で否決。続いて全面公開にするかどうかを採決し、賛成多数で可決された。
百条委では、証人が出頭する場合、撮影や録音などについて証人に意見を聞いたうえで、決めるよう申し合わせていた。
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