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てらまち・ねっと



 今朝のBSニュースは面白かった。冒頭からイギリス・BBC Newsを主として流していた。
 イギリスのEU離脱の仕方に関する白書・方針が先日出され、主要閣僚の辞任など一気に混乱模様のイギリス政府。
 その離脱の方向・方法を訪英する前日にインタビューで批判したトランプ氏、到着後に実際に会談したイギリス・メイ英首相とトランプ氏の攻防、報道の質問に対する二人の答弁の違いの対比。ポーズの取り合いをしていることも明らかになる。

 日本のニュース番組では見られない、経過や心象にも触れたナレーションや番組編成で「納得」との印象。

 EUと経済・関税戦争に入っているトランプは「孤立したイギリスとの交渉で米国優位の関係成立に失敗したら、EUに負ける」と思っているのは明らかなので、メイ英首相に厳しい姿勢、メイ英首相はトランプに見限られたら困るけどトランプとうまくいくとEUがイギリスのEU離脱に原則で厳しく臨んでくる、そんなことが伝わってきた。
 それで、ネットのニュースでみてみた。

●メイ英首相、英・EU自由貿易圏で閣内合意と この後に閣僚辞任/BBC News 2018.7.10
●英がTPP参加検討 EU離脱後方針、白書に公表/日経 2018/7/12 18:50
●メイ英首相、銀行とEU市場の緩いつながりが最善策と判断-離脱白書/ブルームバーグ 2018年7月13日

●トランプ氏訪英 メイ氏「友好」演出へ 距離感に腐心/毎日 2018年7月12日 21時08分

●トランプ大統領:NATOの混乱を横目に英国訪問 晩餐会で歓迎したメイ首相を批判/NicoGame 2018/7/13
●穏健な英EU離脱案、米との貿易協定不可能に─トランプ氏=英紙/ロイター 2018年7月13日 / 07:43
●英政権のEU離脱方針、米との貿易協定を「つぶす」=トランプ氏/ウォール・ストリート・ジャーナル 2018 年 7 月 13 日 10:25
 
●トランプ氏、英のEU離脱計画は「貿易協定締結をだめにする可能性高い」/BBC 2018年07月13日
 トランプ氏はインタビューで、最近辞任したボリス・ジョンソン元英外相について、「偉大な英首相になる」だろうと述べ、「ジョンソン氏は必要な資質を備えていると思う」と付け加えた。
 閣内合意された英政府のブレグジット計画が、「最も可能性が高いのは(中略)我々は英国でなくEUと取引することになる。つまり、米英の貿易協定がだめになる」内容だとした。
 トランプ氏はメイ氏に、ブレグジットの取引についてやり方を指南したが、「メイ氏は同意しなかった。耳を貸さなかった」という。
 トランプ氏の発言について、ローラ・クネスバーグBBC政治編集長は、英国はEUの規則を順守しつつ、より広い世界で適切な貿易協定を結べるとするメイ首相の主張を「ブルドーザーでひいた」ようなものだと述べた。

●英各地でデモ「トランプを放り出せ」ロンドンは10万人/朝日 7/14 01:30
●<英国>抗議の風船 ロンドン上空に「赤ちゃんトランプ」 /毎日 2018年7月13日 19時36分

●止まらぬトランプ妄言 英国公式訪問は実務訪問に格下げ 6万人抗議のロンドン避けた首脳会談は成果なし/木村正人 在英国際ジャーナリスト 7/13(金) 19:56

なお、今朝の気温は22度。温度の割にはおおむねの快適さだった。

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●メイ英首相、英・EU自由貿易圏で閣内合意と この後に閣僚辞任
          BBC News 2018.7.10聴時間 00:44
英首相は6日、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)後のEUとの関係について方針を協議、閣内合意をまとめた。しかし9日までに、ブレグジット担当相と外相が辞任した。

●英がTPP参加検討 EU離脱後方針、白書に公表
        日経 2018/7/12 18:50
 【ロンドン=小滝麻理子】英政府は12日、欧州連合(EU)離脱方針の詳細をまとめた「白書」を公表した。離脱後もEUと「モノの自由貿易圏」を創設する一方で、他国と自由貿易を拡大することが柱。環太平洋経済連携協定(TPP)への参加検討も打ち出した。今後の英政府の離脱交渉のたたき台となるが「いいとこどり」への警戒を強めるEU側が受け入れるかは不透明だ。

 2019年3月のEU離脱を控え、英とEUは18年1…
●メイ英首相、銀行とEU市場の緩いつながりが最善策と判断-離脱白書
      ブルームバーグ 2018年7月13日 2:11 JST
英国の銀行、EU市場への自由なアクセスは失う/同等性評価の拡大示唆も、ロンドン金融街は反発

英国のメイ首相は同国が欧州連合(EU)を離脱した後の英国の金融機関について、EUと緩い連携を結ぶことを提案した。EU市場への容易なアクセスを維持するという要求は取り下げた。

 12日に英政府が公表したEU離脱計画の「白書」によると、EUが域外諸国と結んでいるような合意を目指すことが実現可能な最善策だとの見方を、メイ首相は受け入れつつある。この結果、英国の銀行はEU市場への自由なアクセスを失う。

  白書では、いわゆる「同等性評価」の拡大版を実現する方法を検討中だと示唆しているものの、ロンドンの金融界からは厳しい批判の声が上がっている。

  ロンドンの金融街、シティーの行政責任者キャサリン・マクギネス氏は「本日のEU離脱白書はまさに打撃だ」とのコメントを発表。同等性評価の適用では十分でなく、大幅な拡大が必要だと訴えた。

●トランプ氏訪英 メイ氏「友好」演出へ 距離感に腐心
        毎日 2018年7月12日 21時08分
【ロンドン三沢耕平】北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議に出席していたトランプ米大統領は12日、ブリュッセルから次の訪問地・英国に到着した。来春に欧州連合(EU)を離脱する英国にとって米市場との関係強化は不可欠で、メイ英首相は13日のトランプ氏との会談で「特別な関係」を確認し、友好ムードを演出する構え。ただ、国際社会がトランプ氏の保護主義に対抗する中、米国への接近は英国の孤立にもつながりかねず、距離感をどう取るかに腐心している。

 「米英の『特別な関係』以上に強い同盟関係はない。野心的な貿易協定を議論したい」。メイ氏は11日に発表した声明で、最大の輸出相手国である米国との新たな自由貿易協定(FTA)の締結に強い意欲を示した。オバマ前大統領が「英国にはFTA交渉の最後尾に並んでもらう」とEU離脱に反対したのとは対照的に、EUに懐疑的なトランプ氏は英国とのFTA交渉を「最前列」に位置付ける。既に事務レベルの作業部会が設置され、ロイター通信によると、トランプ氏は今回の会談でFTAを具体化させたい意向という。

 ただ、メイ氏が米国との関係強化に期待を寄せる一方、英国ではトランプ氏の滞在中、大規模な「反トランプ」デモが各地で予定されている。イスラム諸国からの入国禁止令や不法移民の親子を引き離す措置など一連の「米国第一主義」に抗議するためで、デモの許可を出したロンドンのカーン市長もツイッターで「多様性あるロンドンが分断ではなく団結を好む都市であることをトランプ氏は体験することになる」と挑発する。

 トランプ氏はこれまでに地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」やイラン核合意から離脱を表明したほか、6月にはEUを対象にした輸入制限を発動。NATO首脳会議も国防費負担などを巡って米欧間に相違が目立った。EUとの離脱交渉が暗礁に乗り上げる中、英国がトランプ氏との友好ムードを強調すれば、欧州各国から反感を買う可能性もある。

●トランプ大統領:NATOの混乱を横目に英国訪問 晩餐会で歓迎したメイ首相を批判
     NicoGame 2018/7/13
メイ首相が決定した「EUからの緩やかな離脱」に反対し辞任したジョンソン外相と仲の良いトランプ大統領から批判された事で・・・メイ首相の英国議会での立場は?米国ABC.英国BBCの報道です。

●穏健な英EU離脱案、米との貿易協定不可能に─トランプ氏=英紙
          ロイター 2018年7月13日 / 07:43
[ブレナム宮殿(英国) 12日 ロイター] - トランプ米大統領は、メイ英首相が先週示した欧州連合(EU)からの穏健な離脱案を遂行する場合、米英間の自由貿易協定締結は不可能になる可能性があるとの認識を示した。

英紙サンが12日遅くに伝えた。同紙のインタビューはトランプ氏が大統領として初めての英国訪問に発つ前、ブリュッセルで行われた。

記事によると、トランプ氏は「英国がそうした(穏健な)離脱で合意すれば、われわれは英国ではなくEUとやり取りすることになるため、恐らく合意はないだろう」と発言。

トランプ氏はまた、離脱方法に関する自身の助言をメイ首相が無視したと主張。「私ならかなり異なる形でやっただろう」とし、「メイ氏にどうすべきか伝えたが、聞き入れられなかった」と述べた。

●英政権のEU離脱方針、米との貿易協定を「つぶす」=トランプ氏
      ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2018 年 7 月 13 日 10:25
 【ロンドン】ドナルド・トランプ米大統領は12日、英政府が欧州連合(EU)との将来の経済関係の概要を示した「白書」を発表したことについて、英国がこの計画を実行すれば、米国と2国間貿易協定を結ぶ機会を「つぶす」ことになると警告した。

 トランプ氏は英国入りした数時間後、テリーザ・メイ英首相をこのように公然と批判した。自身のEU離脱方針を巡ってすでに混乱が生じているメイ氏にとって新たな痛手となった。

 トランプ氏は英大衆紙サンのインタビューで、「彼らがそのような取引をするのであれば、われわれ...
・・・(以下、略)・・・

●トランプ氏、英のEU離脱計画は「貿易協定締結をだめにする可能性高い」
      BBC 2018年07月13日
 訪英中のドナルド・トランプ米大統領は12日、テリーザ・メイ英首相がまとめた英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)計画について、進められれば英政府は米国との貿易協定を「おそらく結べない」と述べた。

トランプ氏は英紙サンに対し、メイ首相の計画は「おそらく米英の貿易協定をだめにする」とし、計画が進められれば、米国は英国でなく「EUと取引するだろう」と話した。

メイ首相はトランプ氏の米大統領として初となる訪英にあたり、米国との自由貿易協定(FTA)への同意を得ようとしている。

メイ氏はブレグジットが米英両国の成長を促進する「機会」だと述べた。

トランプ氏はインタビューで、最近辞任したボリス・ジョンソン元英外相について、「偉大な英首相になる」だろうと述べ、「ジョンソン氏は必要な資質を備えていると思う」と付け加えた。

一方で、昨年ロンドンで相次いだテロ攻撃をめぐってサディク・カーン市長を再び批判。「散々な対応」だったと語った。
・・・(略)・・・

トランプ氏はサンに対し、英政府が計画しているブレグジット後の対EU関係は「英国民が投票したものとは大きく異なる合意だ」と述べた。

将来の貿易協定の問題については、1週間前に英首相別邸「チェッカーズ」で閣内合意された英政府のブレグジット計画が、「最も可能性が高いのは(中略)我々は英国でなくEUと取引することになる。つまり、米英の貿易協定がだめになる」内容だとした。

トランプ氏はメイ氏に、ブレグジットの取引についてやり方を指南したが、「メイ氏は同意しなかった。耳を貸さなかった」という。

「僕はメイ氏にどうすればいいか話した。決めるのは彼女だ。ただ、僕はやり方を教えたんだ。メイ氏は違う方向に行きたがった」とトランプ氏は述べた。

同氏はまた、EUに対しても「断固たる処置を取っている」と述べた。「EUは貿易において米国を公平に扱っていない」からだという。

トランプ氏の発言について、ローラ・クネスバーグBBC政治編集長は、英国はEUの規則を順守しつつ、より広い世界で適切な貿易協定を結べるとするメイ首相の主張を「ブルドーザーでひいた」ようなものだと述べた。

●英各地でデモ「トランプを放り出せ」ロンドンは10万人
      朝日新聞デジタル 7/14 01:30
 就任後初めて英国を訪問しているトランプ米大統領に対し、13日、英国各地で抗議デモが行われた。ロンドン中心部では約10万人(主催者発表)が集まる巨大デモになり、「人種差別主義者を追い出せ」などと書かれたプラカードを掲げた参加者が繁華街を練り歩いた。

 「団結して戦おう!」
 英BBC本社や各国大使館などが集まる一角で、トランプ氏の差別的な言動に抗議する人たちがシュプレヒコールをあげた。デモ参加者は目抜き通りをゆっくりと歩き、約2キロ離れた観光名所のトラファルガー広場まで進んだ。

 ロンドンの学生エリカ・シャさん(21)は「トランプは英国では歓迎されない。そう訴えるために、私はここに来た」。アイルランド出身の俳優ニック・ダナンさん(45)は「トランプは憎しみと不勉強の塊。違いや多様性を尊重するこの街から学んでほしい」と語った。

 200キロ以上離れた英南西部デボンから参加したブライ・フォーキンガムさん(62)は「トランプは弱い者いじめや女性蔑視を英国に持ち込まないでほしい」と望む。「彼はフェイクニュースの帝王で、自由と民主主義の敵。メイ首相は手を結ぶ相手を間違えている」と語り、トランプ氏を歓迎したメイ氏を非難した。

 英メディアによると、トランプ氏はロンドンで大規模抗議デモが行われることを警戒して滞在を嫌がり、ロンドンの滞在時間を最小限にしたという。

●<英国>抗議の風船 ロンドン上空に「赤ちゃんトランプ」
         毎日 2018年7月13日 19時36分
英議会近くの広場で上空に浮かぶトランプ米大統領を赤ちゃんに見立てた巨大なヘリウム風船=ロンドン市内で13日、三沢耕平撮影

 【ロンドン三沢耕平】英国各地では、トランプ米大統領の政策や差別的な言動に抗議する人々のデモが相次いだ。ロンドン中心部にある英議会近くでは13日朝、トランプ氏を赤ちゃんに見立てた巨大なヘリウム風船「トランプ・ベビー」が浮かんだ。全長は約6メートル。白いおむつをはいたトランプ氏が携帯電話を手にして怒った表情をしている。

 訪英中のトランプ氏に抗議する団体が作製した。英BBCによると、風船を飛ばす計画には1万8000ポンド(約260万円)の寄付金が集まり、1万人以上が浮遊許可を求める嘆願書に署名。風船を見に来たプログラマーのウィリアム・ヘイさん(28)は「この風船はトランプ氏の保護主義に対する英国人の怒りの意思表示だ」と話していた。

 トランプ氏は13日にメイ首相と会談した後、エリザベス女王と面会し、同日中にはスコットランドに移動する。抗議デモを避けるため、ロンドンに滞在する時間を短くしたとみられている。

●止まらぬトランプ妄言 英国公式訪問は実務訪問に格下げ 6万人抗議のロンドン避けた首脳会談は成果なし
      木村正人 | 在英国際ジャーナリスト 7/13(金) 19:56

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