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Ｈ氏　4321ケネディクスが跳ね上がった



Ｘ君　綺麗な右肩上がりで7.47%の上昇ですね

Ｈ氏　株式常勝軍団は今年のテーマ株のひとつとしてズバッと仕込んでいる

Ｘ君　おお

Ｈ氏　では、なぜ、仕込んですぐに大幅上昇となったか分かるかな

Ｘ君　日銀の金融政策決定会合の前だからでしょうか

Ｈ氏　ふむ。良い視点だな。他には

Ｘ君　えーと、今年に入って売られていたから、買いやすい価格帯だった

Ｈ氏　それも正しい

Ｘ君　よっしゃ

Ｈ氏　しかし、株式常勝軍団が仕込んだ本当の理由はこれだ



Ｘ君　ほうほう

Ｈ氏　日銀が異次元緩和によって国債を市場から大量に買い付けていることは知っているな。
　　　その規模は新発国債の発行規模より大きい。
　　　今までは既発国債を吸収していくことでかろうじて需給バランスがとれていたが、
　　　だんだんと需要が供給を上回ってきた

Ｘ君　買いたくても買えないくらいの状況ということですか

Ｈ氏　難しいことを全部省いてエッセンスだけでいえばそういうことだ。
　　　金利を払ってまで買いたいものが出てくれば、マイナス金利になる

Ｘ君　でも、それじゃ買えば買うだけ損じゃないですか

Ｈ氏　そうとも限らないんだ。
　　　満期日まで持っていれば、確かにマイナス金利の分だけ損になるが、
　　　途中でもっと高く買いたいものに売ればいいのだから。
　　　そして、もっと高く買ってくれる交渉不要の超大口の存在は、誰でも知っているだろう

Ｘ君　日銀さん・・・

Ｈ氏　そういうことだ。
　　　他にも当座預金の問題、ジャパンプレミアム、制度上の義務など色々な要因があるが、
　　　特に理解する必要はない

Ｘ君　マイナス金利の仕組みはよくわかりました。でも何故それでケネディクスを仕込むのですか

Ｈ氏　国債がマイナス金利になる場合、分かりやすく言えば、短期国債であれば短期の金利
　　（預貯金など）の低下を招くし、長期国債であれば、長期の金利（住宅ローンなど）の
　　　金利を低下させる。これまでは2年債までがマイナス金利となっていたのが、
　　　本日はついに5年債（新発）がマイナス金利になった

Ｘ君　だんだん長期になってきていますね

Ｈ氏　そうだ。長期金利が低下してくると、不動産など多くの資金を必要とするセクターでは、
　　　調達コストの低下が収益の押し上げ要因として作用する

Ｘ君　なるほど。良く分かりました。そういう注目セクターは他にもありますか

Ｈ氏　特別にその銘柄はブログランキングにズバッと掲載しておくからチェックしておいてくれ



Ｘ君　分かりましたブログランキングしっかりチェックしておきます



Ｈ氏　それじゃ、明日も頑張っていこう

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