<22nd Nov Sat>

のんびり週末、日本旅行記を再開する前に昨日のバレエの写真を貼っちゃおう。

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11月21日、ロイヤルバレエのドンキホーテのドレスリハーサルに行ってきました。


リハーサルは事前に誰が踊るのかわからないのですが、今日は一番人気のカルロス・アコスタ&マリアネラ・ニュネツ組。 写真撮るならきっとこの初日チームだろうという期待通りで、「やった~!このチームの本番は買ってないからラッキー、万歳、万歳クラッカー」。 特にこの二人のファンというわけではないけれど、このプロダクションはカルロスが絡んでるので、一度は彼で観たいじゃないですか。



Choreography Carlos Acosta

Original Choreography Marius Petipa
Production Carlos Acosta
Original Music Ludwig Minkus
Arrangement and Orchestration Martin Yates
Designs Tim Hatley
Lighting design Hugh Vanstone
Conductor Martin Yates
Kitri Marianela Nuñez
Basilio Carlos Acosta
Mercedes Laura Morera
Espada Ryoichi Hirano
Don Quixote Christopher Saunders
Sancho Panza Philip Mosley
Gamache Bennet Gartside
Lorenzo Gary Avis


しかし、


本番じゃないのでパーフェクトでなくても文句は言えませんが、ちょっとした波乱含みのパフォーマンスになってしまったのでした。


だからこその一体感も生まれてなんだか楽しかったのですが。



なにが起こったかと言うと、



カルロスはそう何度も観たわけではないのでこの日の出来が良いのか悪いのかよくわからないものの、まあ好調そうに見えたのに、バジルがキトリを片手で持ち上げるところでぐらついてしまい、キャーっ、落っことすかもダウンという緊張感が走りました叫び


    



      


もっと深刻だったのは、メイン闘牛士の平野亮一さんが連続回転ジャンプの途中で足を痛めたらしく踊れなくなってしまい、苦痛の表情を見せながらうずくまってしまいました。ダンサーたちも彼をのぞき込み、オーケストラもストップして、「大丈夫かな~・・ガーン」、と観客も含め皆で心配しました。 


平野さんはそのまま引っ込んだのですが、自力で歩けたので大したことはなさそうだと思ったところ、後で元気そうにまた踊ってくれたので一安心。

平野さんの闘牛士は去年も観たのですが、大柄な上に大袈裟なアクションでで迫力のある素晴らしかったです。でも、今日はその時に比べると切れ味がちょっと悪かったので、リハーサルで手を抜いてるのかもしれないけど、体調がもともと悪かったのと思ったりもして・・。


そして、こういうことがあるとこのプロダクションではただのダンサーではないカルロスは動揺したのか、この後はぐらついたり端折ったりして、妙な雰囲気になってしまったのでした。


マリアネラのキトリを観るのは初めてですが、一年前の金子扶美ちゃん(→こちら )と比べるときびきびシャープでさすがでした。


  
    


さて、私にとっての収穫は、若い長身美男子ダンサーの発見目

 

で、インターバルに仲間たちに「ねえ、ねえ、カッコいいニイチャンがいたよね」と言ったら、さすがめざといバレエファンの皆さんはとっくに彼に注目してるらしく、「リース・クラークReece Clarkeという19歳のイギリス人で、兄弟4人ともダンサーなんだって」と教えてもらいました。


皆とも言い合ったのですが、こういうがっちりしたダンサーは重い女性ダンサーのかつぎ役として貴重ですから、今はまだ大柄なせいもあり動きが鈍いリース君だけど、早く上達してザナイダと主役共演して軽々と持ち上げてもらいたいものです。


くるくるピョンピョンのこのバレエは大好きな私、本番は2回行きます。12月20日のオジポワ&ゴールディング組と1月3日の茜ちゃん&ムンタギロフ組。いつもの舞台横席が閉鎖されてしまったので立見ですけど。




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