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舛添要一とヤメ検弁護士に見る戦後教育の問題点!青山繁晴「インサイト・コラム」

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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■6/8放送 RKB(福岡)「ニュース新発見インサイト」
 青山繁晴の“インサイト・コラム”

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 舛添都知事の“公私混同”問題から浮かび上がってきた、日本の戦後教育の問題点を青山さんが解説。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像はイメージとしてこちらで付けさせていただいたものです。
画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。



 内容紹介ここから____________________________
 
櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」

青山繁晴
「おはようございます」

田中みずき(RKBアナウンサー)
「おはようございます」

櫻井浩二
「今朝はどんな話題でしょうか」

青山繁晴
「はい。舛添さんのことについて、ちょっとお話ししたいんですね」

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櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「舛添さん、東京都知事ですから、九州の方々は直接の当事者ではないわけですけれども、しかし、ま、直接利害関係がないからこそ、やっぱり胸に迫ってくる疑問があるんじゃないかと思うんですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「というのは、ま、九州の方々でも、舛添さんをかつてテレビで見たという方、大変多いと思うんですけど」

櫻井浩二
「あの、青山さん、インサイトにもですね、月イチで登場していただいてたんですよ」



青山繁晴
「ああ、そうですよね」

櫻井浩二
「北九州出身ですからね、はい」

青山繁晴
「ああ、おっしゃる通りですね。うーん、あの、北九州出身でもあります、確かにね」

櫻井浩二
「はい、そうなんです」

青山繁晴
「で、やっぱりその、インサイトで聴かれた印象とか、あるいはテレビでご覧になった姿と、違いすぎるんじゃないかと」

櫻井浩二
「そうですねぇ」

青山繁晴
「いくら何でもここまで酷いことがあるのか、人間はここまで卑しくなれるのか。人間不信になってるっていう方も、実は九州にいらっしゃるんじゃないかと思って、今日そのお話をしたいんですね」

櫻井浩二
「ほぅ、はい」

青山繁晴
「で、まあ、僕も実はテレビ番組で何度もご一緒してるんですけれども」

櫻井浩二
「ああ、そうですか」

青山繁晴
「すみません、あの、こうなった時に、あの、こういうことあんまり言いたくないんですけれども」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
あんまり意外じゃないんですよね

櫻井浩二
「あ、そうなんですか?」

田中みずき
「ええ〜?」

青山繁晴
「うーん」

櫻井浩二
「あ、そういうのは見えたんですか? 一緒に共演された時に」

青山繁晴
「ええ。僕だけじゃないと思いますね

櫻井浩二
「ああ、そうですか」

青山繁晴
「ええ」

櫻井浩二
「ほぉ〜」

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青山繁晴
「で、まあ、それは逆に言うと、ま、テレビとかラジオで非常に、あの、上手に自分を見せる、作られる方でもあると、言えますから、ま、タレントとしての才能はたぶんおありになるんだと思うんですけれどね」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「それで、今日はちょっと根っこのところをいくつか、話したいんですけど、まず、これも、どなたもお感じになったと思うんですけれども、政治資金規正法ってやつはそんなに政治家に都合良く作られてるのかと」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「つまり、どこからお金もらうかはいちおう問題にされても、それを何に使うかは問題にされないんだと、いうことで、これもまあびっくりされた方、多いと思うんですね」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
「で、これは、政治家が法律作ってるからです」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「で、まあ、あの、三権分立(ぶんりつ)、分立(ぶんりゅう)って言葉を僕らは学校で、こう教わってですね、その、立法の権限、法律作る権限ってのは国会だけにあるんですよってことを、えー、ま、あの、教わりましたよね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「国の法律で言えばですけれども。で、これは、政治家が作ると、まあ、よく言われることなんですけれども、泥棒が刑法作ったり改正したりすることになっちゃうんですね」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「だから、政治とカネにまつわることと、もうひとつ、選挙制度は、国会じゃなくて、政治家じゃなくて、当事者じゃなくて、私たち有権者で構成する、国会以外の機関を作って、法整備すべきだと、いうことを前から申し上げてます」

一同
「うーん」

青山繁晴
「当然、憲法の大改正が必要になるんですけれども」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「で、これを踏まえつつも、やっぱり今回の舛添さんの一連の、醜い騒動というのは、人間性の問題だということも、お感じになると思うんです」

櫻井浩二
「いやー、そうですよね、それはけっこう皆さん感じてると思います」

青山繁晴
「そうなんですね。で、何でこんな人が生まれるのかということなんですが、えっと、僕はいま、舛添さんの出身校の東京大学と、それから近畿大学の2つで、教えてるんですけれども、舛添さんは東大法学部を優秀な成績で卒業されて、助教授までなさっていて、テレビのいわば全盛時代は助教授の時でしたよね」

160608-03TokyoUV.jpg

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「ところが、いまこれ、あの、東京大学で教えてる授業の科目は、知力の再構築と名付けていまして」

櫻井浩二
「ほぅ」

青山繁晴
「要するに東大生の諸君に、まあやっぱり本当に優秀な人がやっぱり多いんですけれども、東大生の諸君にあえて、教鞭を執って教えてるのは、君たちが、こう優秀だと言われてるのは、実は受験勉強、試験勉強だけに過ぎないと。で、こういう競争は必ず必要なんですけれども、受験勉強、試験勉強っていうのは要は模範解答に上手く自分を合わせることだけなんです」

櫻井浩二
「はぁ〜、そうか、そういう見方もできますね」

青山繁晴
「ええ、それはあの、僕たちだってそうなんですよ? 僕たちもそういう、学校教育で育ってきましたよね。えー、あの、テレビ、ラジオに出られてる方もみんなそうなんですけれど、だから舛添さんが、タレント能力あるでしょと僕が言ったのは、その模範解答、たとえば視聴者が求める姿に上手く自分を合わせられる、そういう能力は発達してるってことでもあるんですよ」

一同
「はぁ〜」

青山繁晴
「で、こういう教育に、何が一番欠けてるか。特に、ま、世界を歩いてきて痛感するのは、敗戦後の日本教育に一番欠けてるものはですね、国を背負うことがないんですよ」

櫻井浩二
「ああ〜、はぁはぁはぁ…」

青山繁晴
「模範解答に合わせざるを得ないっていうのはどこの国の教育でもあるんですけど、自分以外の、ま、僕はあえて断言しますけど、全ての国の模範解答の中には、君も国を背負え、国家を背負え、いざとなったら人のためには自分を抑えてでも生きませんかというのが、必ず模範解答の中に選択肢としてはあるんですよね」

櫻井浩二
「はぁはぁ…」

田中みずき
「うーん」

青山繁晴
日本だと、それは敗戦後、右翼の話だと、いうことになっていて、で、まあ、いわば、いざとなれば、人のために自分を抑えるっていう清々しい生き方っていう教育がないんですよ」

一同
「ああ〜」

青山繁晴
「で、その教育が欠落したまま、上手く模範解答に合わせ、そして周りに合わせ、テレビに出てその知名度のおかげで政治家になると、こういうことになると、いうことです」

一同
「うーーん」

青山繁晴
「あの、これもあえて断言しますけれども。それからですね、この、舛添さんの件で皆さんもうひとつびっくりされてるのは、その舛添さんから報酬をもらって、第三者調査なるものを行った弁護士のことだと思うんですね」

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櫻井浩二
「はいはい」

青山繁晴
「いわゆるヤメ検と言われまして、検事を辞めて弁護士になったお二人なんですが、お二人の弁護士なんですが、うちお一人は東京地検特捜部の副部長までやって、政治家をガンガンに追及してた人ですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「ところが、弁護士になられるとそれをむしろテコにして、政治家を庇う仕事をいままで繰り返してこられたんですね」

櫻井浩二
「うーん、小渕(優子)さんの時もね、あの、佐々木さんていう人でしたよね」

青山繁晴
「そうです。だから、今回も、調査と言いながら、飲食店やホテルの従業員の話などを全然聴かずに、明らかに手抜き調査をやってて、で、それを記者会見で、記者会見での記者の質問はだらしのない質問も多かったですけれども、さすがにそこを訊かれたらですね、要は記者なんか素人であって、こちらは捜査のプロだったんだから、聞き取り調査なんかいらないんだ、無意味なんだっていうことを言ってですね」

櫻井浩二
「言ってましたね(笑)」

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青山繁晴
「これも、やっぱり皆さんは、何でここまで人間が変節できるのかと、いうのを思われたかと思うんですが」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「検事といえども、実は同じ教育が生んだエリートであって、受験勉強から司法に至るまで、国を背負えっていう教育は、もう一切受けてないに等しいですから、だから舛添さんも、つまり政治家も弁護士も、実は世の中全体に合わせているということが言えるんですよね」

櫻井浩二
「うーーーん」

青山繁晴
「で、私たちに今後必要なことは、実は学校で昨日、もうひとつの近畿大学で、授業をしたんですけれども、その、まず、この、東大の生んだ卒業生の体たらくを見ればですね、その、受験勉強で必ずしもトップでなかったからと言って、下を向く必要は全くなくて、で、今後、上向いて生きる時に、まず僕たちは日本の教育で、周りに合わせることを求められる。しかしまずやることは、自分を作ることであって、自分を自分らしくしっかり作れば、世の中に合わせるよりも、たとえ何を言われても、祖国のために尽くそうと思ったり、人のために生きようと思ったり、そういう自分をしっかり作れば、周りは自然に、合ってくるから

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「まず自分を作ることから、その、僕は、教壇から教えるんじゃなくて、学生諸君と僕も一緒に考えて、一緒にやり直しませんかっていうことを、近大の学生にも、東大の学生にも、申し上げてて、実はこの番組に、僕は下手な、あの、喋りなのに、参加いたしているのも、まあリスナーの方々と、それを話したいからなんですね」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「だから、あんまりガッカリしないで、そのことを皆さん一緒に考えるきっかけにしましょうっていうのが、今日一番、お伝えしたかったことです」

櫻井浩二
「うーん、ああ、そうですか。はい、青山さん、ありがとうございました」

青山繁晴
「ありがとうございました」

田中みずき
「ありがとうございました」

櫻井浩二
「独立総合研究所、青山繁晴さんでした」




 ____________________________内容紹介ここまで


 「第三者」の調査が、逆に火に油を注いだ感じですね…。

 お金の問題以外にも、都知事としてふさわしいとは言えない行動が多すぎますよね。

 たとえば危機管理。

 都内で水害被害が出ても、小笠原で震度5強の地震が発生しても、都内に大雨洪水警報が出ていても、湯河原に出発って、どんだけ湯河原好きなんですか(T_T)

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 あと、韓国人学校の問題は、事ここに至ってもメディアはほとんどスルーですね。

 私はあまり熱心にウォッチしてないので断定はできませんが、特にテレビでは全く扱ってないように見えます(一部の政治バラエティを除く)。

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 昨日から都議会での追及が始まっていますが、この問題について質問した議員さんって誰もいないんですか?

 今日このあと質問が予定されてる、おときた議員だけですか?
 だとしたら、それも大変情けない話ですね。


※拙ブログ関連エントリー
2014/8/7付:「アンカー」朝日慰安婦報道を徹底批判&安倍政権8つの課題&舛添知事の狙いは五輪の日中韓共催?&韓国の恥ずかしい像
2014/12/11付:「アンカー」平昌五輪分離開催に協力し東京五輪を日韓共催に導く舛添都知事!? 02年日韓W杯を思い出せ!

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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントを送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

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