ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

カープの日南キャンプは第2クールが終わって第3クールに入ったが，相も変わらずどうにも書く気が起こらない。所詮スプリングキャンプが始まってまだ11日。いくら実践練習が始まったといったところで，一喜一憂するほどのものではない。憂慮すべきは故障者だけだと思っていたが，今のところ2年目の塹江とルーキーの船越だけで，まあ想定の範囲内というか，大勢に影響が出るほどのことではあるまい。

と，話は大きく出たものの，火曜日はPCの前に座っても文章が出てこず，風邪気味ということもあって21：30には横になってしまった。何でも初の紅白戦が行われたようだが，わずか3安打で一線級とはとても言えない投手陣に名をなさしめているようじゃ，今年もこりゃだめだと思わざるを得ない。そういうニュースを見てしまったら，とてもじゃないがポジティヴに何か書けるようなもんじゃない。そもそも私はそこまでのお人好しではない。

昨日は昨日で，子どもが家にいなかったこともあって，夕食を普段行けないところでということになったのだが，意外に家の近くにあった「石伏魚亭　国貞」に行ってきた。呼んで名の通りゴリさんこと国貞泰汎氏がオーナーである。最近のカープファンの方は名前すら知らないかもしれないが，私と同世代であれば広島ホームテレビの野球中継で歯に衣着せぬ解説ぶりをご記憶だろうし，もう一回り上の方であればファイトあふれるセカンド，いや，鶴岡親分の門下生として南海ホークス黄金の内野陣の一角を担った名選手としてご記憶のことだろう。現役引退後は地元の少年野球チームの指導傍ら安芸矢口駅前で焼き鳥屋を経営し，その後今の場所に店を開かれた。これがうまい。なんといっても串焼きは年季が入っているだけあってネタはもちろん焼き加減が上々だったし，すじ煮込みが実にうまい。メニューは少ないのだが，とにかく何を食べてもうまい。昨日はほかのお客さんが全くおらず，貸し切り状態になっていたのだが，とにかく野球の話から国貞さんの身の上話までいろいろなお話を聞かせていただいた。その話の内容は，あまりにももったいないのでここに書くわけにはいかないが，今日はお日柄もよろしいので少しだけ書かせていただくと，私が普段弊ブログで述べていることとほとんど同じようなことをまさにど真ん中のストレートで語っておられたので，深く感服した次第である。

今日は，もちろん世が世なら紀元節というありがたい休日であったため，全部ではないがJSPORTS1のカープ日南キャンプ中継を見た。なんだったらその感想を書いてもいいのだが，正直なところ前回のキャンプ中継の時とあんまり変わらない。特に野手の仕上がりの遅さが目につく。新井貴浩が目立っているようでは困るのだ。あまりにかったるいのでせっかく岡田，横山，オスカルがシートバッティングに登板していたにもかかわらず途中でうたた寝してしまい，オスカルのピッチング内容については全然見ることが出来なかった。なので，あんまり見てきたようなことを書くわけにはいかない。まあ，感想ならざる感想といえば，JSPORTSの解説に復帰した達川光男が相変わらずの調子でしゃべっていたことと，レポーターとしてデビューした下程ひかり嬢が相変わらずお美しかったことくらいである。

せっかくキャンプ中継を見た日にこんな調子では今後が思いやられるが，まあ，これでいいのだ。査定は他流試合が始まってから。それで十分。ちなみに，国貞氏は今シーズンのカープの順位をずばり最下位と予想しておられた。なるほど，現状を見れば納得がいくところがある。

なんといっても体調一番。

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