ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

パシフィックのCSファイナルの決着がファイターズの勝ち抜けでついた日に書くべきかどうか悩んだが，あくまでもドラフト会議の方が先に来るのであって，やはりその傾向と対策について書くのが喫緊の課題だろうと思い，今日持ってきた。ファイターズといかに戦うかなどということを探っても所詮はなるようにしかならないのであるし，それをいかにもカープは強いんだぞと上から目線でものを書いている向きもあるのだが，噴飯物である。

嫌味はさておき，本題に入る。投手はあらかた探ったので，今日はもう一つのカープの課題，捕手と右の強打者を探っていきたい。

まず捕手である。幸いにカープには石原がいて會澤がいるわけだが，全体の駒数は非常に薄い。特に，捕手というのは替えが効かないポジションであるから何人いてもいいのであるが，どうも心許ないのが現状である。幸いに即戦力というところまで必要かというわけでもないのだが，ここはひとつ高校生の大型捕手がほしい。そうなるとまず名前が挙がるのが秀岳館高・九鬼隆平捕手だろう。しかし，九鬼はまず上位でなければ取れまい。そうなるとほかにほしい選手との阿k音愛に案るのでどう阿kという点は残る。となると，捕手としてはすぐにというわけには行くまいが，非凡な打撃でまずアピールという筋で行けば日大三高・坂倉将吾捕手，帝京高・郡拓也捕手あたりが候補になるかもしれない。夏の選手権で力をつけた明徳義塾・古賀優大捕手，169cmと小柄ではあるが森友哉んも右打者版といっていい京都翔英高高・石原彪捕手も候補に挙げてよいのではあるまいか。

さて，今のカープにたらないもの，それは右の長距離ヒッターである。左はあふれているのだが，右というと，伸び悩んでいる堂林以外にさしたる候補がいないのも事実である。その堂林の尻を叩くべく存在となると，即戦力では昨年も名前を挙げた日本生命・上西主起外野手がまず上がるだろうか。なんといっても馬力と守備と強肩は即戦力である。問題はバットに当たるかというところであって，そこをどう評価するかで判断は分かれるかもしれぬ。むしろ高校生の方に魅力ある選手が多いようで，秀岳館高・松尾大河内野手，酒田南高・石垣雅海外野手あたりはどうだろう。

しかし，この夏の選手権で惚れこんでしまった強打者がいる。それは，東邦高・藤嶋健人投手である。投手としても魅力はないわけではないのだが，打者としての魅力はそれ以上だ。なんといっても空回りするほど向こうっ気が強いのがいい。もちろん地元名古屋軍がマークしているだろうが，それを突破してでもほしい選手である。

もののついでで高校生野手という点では，左の外野手だがマークしている選手がいる。それは静岡高・鈴木将平外野手である。誰もが認める高校ナンバーワン外野手。丸とはタイプが違うがそれを凌駕する可能性があるとさえ言っていい。

さて目利きの皆様の判断やいかに。

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