テーマ:九州発見♪(524)
カテゴリ:大人の遠足
さて、石井樋に水を取り入れるためには、嘉瀬川の水位を上げる堰が必要です。
それがこの大井手堰(→→→こちらです)です。 この堰の近くまで行ってみることができます。ちゃんとした銘板ありますが、草に隠れて見つけにくかったです。 大井手堰は、江戸時代(1615年頃)に佐賀藩の成富兵庫茂安(なりどみひょうごしげやす)によって、当時頻繁に洪水と干ばつに襲われていた佐賀平野と佐賀城下を守るために嘉瀬川(かせがわ)に築造されたものです。 しかし、昭和38年の大洪水により壊れてしまったものを、平成17年に当時と同じ材料、工法を用いて忠実に復元されたそうです。 確かに、堰本体は、江戸時代と同じ石積み、しかもコンクリートでは固めていない構造ですが、 堰上げしているゲート、ステンレス鋼でできていました。まあ、仕方ないですかね。 しかし、江戸時代から続く巧みな水利施設を現在に蘇らせたという意味では、意義深い施設ですね。 【了】 人気ブログランキング 石井樋公園(その4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大人の遠足] カテゴリの最新記事
|
|