テーマ:九州発見♪(524)
カテゴリ:川の流れに
九州を流れる大河、筑後川を巡り歩いた記録です。
さてこのブログのテーマ、筑後川に行ってみました。 ちなみに、筑後川とは夜明ダム(→→→こちらです)から下流の呼び名で、夜明ダムから上流、玖珠川との合流点までは「三隈川」と呼ばれています。 この三隈川には水郷(「すいきょう」と読む)日田というだけあって、いくつもの川が流れ込んできています。左岸では、大山川、高瀬川、串川、内河野川。右岸では玖珠川、花月川、二串川、大肥川となります。 そして、合流した川は市の中心部では三隈川の名前の通り、三つに分かれ、南から三隈川、隈川そして庄手川と呼ばれています。 ちなみに三つに分かれているから三隈川ではありません。この地方に伝わる「日と鷹神話」によると「湖であった日田盆地に大鷹が東から飛んできて湖水に羽を浸し、羽ばたき、旭日の中を北へ去ると、湖水は轟々と抜けて干潟となった。そして日隈、月隈、星隈の三丘が現れた。」というこで、三隈川という名前になったそうです。 こちらは三隈川にかかる三隈堰です。向こうに見える建物は日田温泉卿です。 こちらは真ん中になる隈川。左手にみえる木立の丘が日隈の丘、いまは亀山公園と呼ばれています。そして中心みえる堰は「島内堰」です。 こちらは隈川の下流方向、川はこの先で再び三隈川と合流しています。 島内堰は、江戸時代の文政年間(1823)に築造されたそうで、現在の堰は昭和34年(1959)に改築されたものだとか。いまでも約40ヘクタールの水田をかんがいしているそうです。 この堰のゲート、元々は青く塗装されていたのでしょうけど、なんか色が剥げかかっていますね。 【つづく】 筑後川流域をブラブラと歩き回った記録を気が向いた時にアップしています。 人気ブログランキングへ 筑後川を行く(その23) 三隈川 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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