イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の中の野生と理性・・・(自己実現の道の歩み方 1/10)

2017-02-17 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 昨晩遅く、家に帰るとおいしいお饅頭が二つリビングの机の上に置いてあって、一人食べたのだが、一つ食べてもう一つというところで、理性が働いて家内のために残した。朝、家内から褒められた。以前、皆食べてしまい顰蹙をかったことがあった。今回は野生の私ではなく、少しは理性的行動をとったようだ。

 さて、明日「生き甲斐の心理学」の勉強会を予定しているが、テーマは自己実現である。U先生の「生き甲斐の心理学」は、古今東西の臨床心理学の理論のエッセンスを抜き出し、自己実現の道を歩むための心理学的ガイドブックともいえる側面があると思っている。

 世の中の心理学の本(ベストセラーを含め)は、なるほどと思うが殆ど役にたたないことが多い。心理学の理論は単なる知識ではなく、行動や態度を変えていくものだと思うのだが。私の場合は学生時代に読んだ本などから影響を受けて心理学方面に進んだので、アイデンティティの問題として役にたったと感じているが、お饅頭を食べるといった、日常の中での細かい自己実現の道までは、「生き甲斐の心理学」に出会うまで当然至らなかった。

 しかし、U先生のテキストの初めの方にある系統図などを頭に入れておくと、日々、瞬間瞬間に、心理学的に最適な道を歩める可能性が増える(もちろん理論を知らなくても最適な道は歩めることもある)。持ちろん、失敗することも多々ある(笑)。

 お饅頭の例であるが、これは系統図から考えるとどうか。もう一つお饅頭を食べたいと思う。すると、家内の顔が浮かび、暗い感情が湧きおこる。大げさにいうと罪悪感かもしれない。こうした暗い感情はだいたい理想と現実のギャップから生まれるものだ。この場合は、理想=妻に満足を、現実=私がもう一つ食べたい現実。理想をとるか現実をとるかの簡単な問題で、少し理性的に考えて、自発的に理想を取り、自分の欲望をあきらめると暗い感情は霧散する。

 ストレス曲線は、人生を歩むうえでの宝。湧きたつ野生の感情を理性(単純な倫理道徳とは違うかもしれない)で洞察する。湧きたつ感情(気が付かないことが多い)には意味がある。U先生からよく聴くことばだが、重要なポイントだと思う。

 自己実現の道の歩み方 1/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ <・クリック応援いつも感謝しています!

 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。