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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

世の為、人の為は嘘っぽいか?(幸福曲線を辿る ③ 4/10)

2014-08-31 | 第七章「光と復活体」

 某外資系企業に勤めていたとき、海外の従業員がボランティアをやったりするのを見聞きしたり、退職後にNGOなどで活躍する話を聴いていたが、何かピントこなかったことがあった。

 そして、某外資系企業を11年前に辞めて、全く違う道に入ったが、今になってボランティア等の意味がわかってきたようだ。日本の文化事情で、世界的にみれば寄付とか非営利活動はまだ表面的には少ないが、日本でも確実に「世の為、人の為」に世話をする人は多いと思う。

 若いころは、世の為、人の為というと、何か偽善っぽい感じがしたものだ。しかし、生き甲斐の心理学を学んだり、エリクソンの生涯心理学を学んだりすると、人間の本質的な傾向として、世の為人の為に世話をすることは自然で当たり前に近いと考えるように。

 人それぞれだと思うが、私も中年くらいになると、自分の為というより他人のためとか・・・そんな世界が開けてくる。そして、若いころ感じていた偽善っぽいと感じることも殆ど無くなってきた。人間には、そんな心の仕組みがビルドインされていると思う。

 特に、日々の生活で張り合いがないとか、マンネリを感じたとき、この世の為、人の為に何かケアをするという視点をもつことは大事。会社を辞めて始めたボランティアは新しい自分を見つける良い機会であった。

幸福曲線を辿る ① 4/10

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