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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情の流れに身をまかせ楽しむ読書!(言葉をめぐって 5/10)

2017-09-02 | 第七章「光と復活体」

 9月の初めに新宿の勉強会があるので、万葉集を紐解き読んでいくと、自分の感情が川のように流れていくのを感じた。その後、眠くなって目をつぶったら、夢の中に・・・そして、夢の中で、ビクッとするような感情に出会って眼を覚ました。

 絵画や音楽が芸術だということはすぐわかるが、文芸も人が書いた文章を読むことで、感情の流れを作者と共に追体験するのだ。こうしたことは、自分のことを考えると、意外に大きくなってから知ったようだ。

 ところで、感情というのは、二面性というか正反対のもので構成されているように思う。友好的感情が怒り。幸福感がウツといったものと隣り合わせというようなものだ。なにかのきっかけで、怒っていたのに友好的感情になったり、ウツが幸福感となったりする。

 いま、折口信夫の「死者の書」を読んでいるが、これも第一章は、それこそ地獄のような死者の感情世界が書かれている。それが、最後の20章のほうになると、正反対の統御感や幸福感が支配する世界になる。その大きな変化の裏には何があるのか、読者は作者と共に、感情の変化の謎を探す。

 そろそろ夏が終わり秋が来る。そして読書の秋。ことしは、「罪と罰」も完読してみたい。

言葉をめぐって 5/10

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