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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

意思力って何だろうか?(意思力 1/10)

2018-04-12 | 第一章「意識と知覚」

 自分には意思力がないな・・・と私はかつて思っていたが、それは意思力の意味をよく理解していなかったんだなと最近思うようになってきた。意思力は一度決めたことを継続する精神力。そんな風に漠然と考えていたのかもしれないが、どうもよく分からないし、そんな意思力は初めから無縁のようだった。

 U先生のブログを拝見していたら、エリクソンの意思力(自律性、疑惑・恥辱を含めて 2-4才のころに育つ)とロジャースのプロセス・スケールの「体験の解釈」を関係づけて考察しているお話があった。これだと思った。つまり、意思力は、よく分からない精神力みたいなものではなく、解釈の問題と密着している。

 こんなことがあった。小学生のころだったか、母につれられてデパートで帽子を買ってもらうことになった。自分では帽子を買いたいと思ってなく、嫌々行った感じだった。そして、帽子を、いくつか試着していると、店員さんが「ロビンフットの帽子みたい」と言った。その時、俄然とその帽子を欲しくなった。そして、母にせがんだ。

 これは、解釈を他者から与えられたケースであるが、このように解釈の仕方と意思力はかなりつながっているようだ。

 さて、写真は奈良県の吉野。この地を愛した人といえば、西行や芭蕉も有名だが、女帝の持統天皇も挙げられる。持統天皇は天智天皇、天武天皇とともに日本の原型を作りあげた政治家であるが、何故か飛鳥から30回以上も吉野に行幸した。吉野には山の民(縄文系か)が住み、また当然ながら縄文遺跡も多い。そこに、やはり日本の原型を感じたのかもしれない。

 現代人が古代に夢を馳せるというと1400年前の平城京とか飛鳥を想像するが、持統天皇の時代の古代といえば当然約1000年前まで続いていた縄文文化であったろう。そして、当然ながら当時は竪穴式住居に住む庶民もいただろう。比べるのも変ではあるが、持統天皇が吉野に憧れ、不便な中でも頻繁に行幸したように、私も奈良や飛鳥に憧れ、1月に訪れたのに、もう6月にも訪れる計画をしてしまっている(笑)。これは、精神力みたいな曖昧なものではなく、歴史解釈、人間解釈の一つの表れのようだ。

意思力 1/10

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