2017年12月6日水曜日

「10倍の運動量」


「10倍の運動量」
糖質制限の効果についての是非があちこちで議論されていますが、上記のリンクが、最も的を射ていると思います。

短く言うと、現在の日本人の平均的な運動量だと、糖質制限は効果あり。

その日本人の平均的な運動量ですが、
このリンクでは、かつての日本人の運動量の十分の一程度だ。
と指摘してあります。

縄文時代くらいから、江戸時代までは、人々の生活における運動量はそう変わっていないと思います。
移動に限って言っても、その手段が歩くか馬に乗るか船に乗る。
くらいしかなかったからです。

私が子供の頃は、ガスの風呂はありませんでした。
私は風呂番で、母から命令されると、まず薪を運んできて、ナタで割って、
それに、時間をかけて火をつけます。

風呂釜は鋳鉄の五右衛門風呂で、その掃除は大変。
おまけに、水道が引いてない屋外にあったので、そこまでバケツで水を運びます。
多分、東南アジアでは、こういうところ、まだ多いと思います。
風呂だけで重労働だったので、一日の運動量は凄かったと思います。
そのおかげで、子供の頃から強靱な肉体と、運動するという習慣を得ることができました。

女性も大体、こんな感じで、専業主婦は、相当重労働だったと思います。

厳しい環境の農家の女性は、60キロの米俵を平気で担いでいましたし、行商のおばあさんも60キロ以上の大きな行李を担いで商売していました。

それが、何十年かの間に急速に便利になって、
人々の生活は楽になりました。
運動量は十分の一。

その運動量では、糖質制限でもしないと、カロリーオーバになり、肥満や生活習慣病になる。
ということです。

世の中には様々なダイエットがありますが、
極端に言えば、運動量が適切であれば、そのようなややこしいダイエットはやる必要もなく、
体重も落ち着いて、健康体であるはずです。

全てが運動量で解決します。

うちの近くの海岸のジョギングロードでは、多くのランナーが走っていますが、女性ランナーに一月の走行距離を聞くと、おそらく、一般女性の10倍以上の運動量だと思います。
ただ、その女性ランナーたちも、最近まではランニング経験のなかった市民ランナーが多いです。

ヨガも運動量はありますが、
ヨガだけだったら、多分、アシュタンガヨガのハードな練習でもなければ、運動量は全く足りないと思います。

最近では、Instagramを見ると、
ランナーヨギやクロスフィット・ヨギが増えています。

ある程度負荷のある運動とヨガを組み合わせると効果は倍増です。

お勧めです。







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