五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

足柄みかん園 其の四

2017年03月20日 | 第2章 五感と体感
足柄山のみかん園 其の四 2017年3月20日



昨年末にみかん狩りを初体験して以来、4回目のみかん園。

梅の木の草刈り。10本ほどある梅の木の敷地を2時間かけて草刈り機を稼動しました。
前回草刈り機のエンジンの掛け方、持ち方を習ったのですが、習っただけでは上手く動かせず、悪戦苦闘していくうちに段々と上手にできるようになってきましたが、慣れた頃に作業はお終い。
あくる日の今日は、流石に腰や腕にきています。
表具の道具が大工道具と重なっているので、鋸やゲンノウは使いなれているのですが、エンジンをかけて使う道具は危険が伴うだけでなく、振動が強いので、かなり身体に負荷がかかるようです。



エンジンを止めて、春の山に耳を澄ますと、冬の山とは違い、鳥の声が賑やかです。菜の花や早咲きの桜は満開で、横浜よりも季節が一足早く進んでいます。
霞たなびく春の空気は、なんとはなしに薄桃色で、その先に見える富士山も同じようにうっすらと色付いていました。
春の謡といえば、「羽衣」。いいかげんに覚えている羽衣のくだりを口ずさみながら、春の空気を満喫。



4月になると、草も一層生えてくるので、草刈り隊は頑張らなくてはなりません。
とはいえ、草木の新芽に目を取られ、作業の合間には、農道や畑のあぜ道に目が離せず、満開の菜の花も頂き、帰路の車は菜の花の香りが甘く充満していました。

世阿弥も芭蕉も私もきっと同じだ。と、長閑に思う春の一日でありました。

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