五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

新たに一歩

2014年04月21日 | 第2章 五感と体感
年明けからマラソンの様な日々を過ごしていましたが、ちょうど昨日は数カ月ぶりに長閑な休日を過ごすことが出来ました。

仏教では修二会と花まつり。キリスト教では四旬節と復活祭。
春を迎える時期に同じような行事が重なります。

復活祭の卵を作りながらふと気付いたのは、かれこれ15年ほど毎年飾っている我が家の復活祭の卵はロシアのどこかの地方の伝統的なものです。

ロシア正教の信者であるイコン画家の奥様が拵えた卵で、鶏の飾りになっていて、とても愛らしいのです。
そのイコン画家の日比和平さんは、もうすでに亡くなられていますが、ガラス絵でイコンを描き、御自分で額も作られていました。それが流木だったり、手彫りであったり、ともかく作品全体から醸し出す温もりが日比さんのお人柄そのものです。

彼のお兄様はハリストス正教会の神父様でした。函館のハリストス正教会にいらしたと聞いています。

素朴な愛らしいイコンはいつ見ても心が落ち着きます。

いつもイコンを飾ってある棚に鶏をあしらった卵を置き、マトリョーシカを置くと何故かロシア風。。。

先日我が家に訪れた息子の友人が、家の中を見渡し、「神様がいっぱい居る家だよね」と呟いていました(笑)
スペイン留学仲間達でもあり、スペインのコンポステーラ巡礼800キロを学生時代に地下足袋履いて歩き通した彼の言葉は、私にとってちょっぴり嬉しいコメントでした。

確かに我が家には諸々の神様が沢山おります。皆さん仲良く共存しながら我が家で和んで頂いております。
長年かけて気付いたらこんな感じになってしまいました。エキュメニズムの考え方を今後も大切にしたいものです。

イースターウィーク、新たに一歩踏み出して、新芽と共にノビノビと暮らしたいものです。

☆☆
4月22日(火曜日14時~)~27日(日曜日)世田谷美術館区民ギャラリーにて「江戸表具を愛する会」の作品展を行います。新緑の季節、砧公園をお散歩がてら、ぜひ!


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