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皆さんの中には、
合格コーチが、もう10年以上前から言い続けている、「過去問はただ何回
も繰り返し解かないでください!」という言葉を聞いて、かなりの衝撃を受けられ
ている方も多いのではないでしょうか。
過去問をただ何回も繰り返し解くなって???
そもそも、行政書士試験の過去問はストックが少ないため、過去問だけの知識
では、なかなか合格点は取れませんが・・・
山田式!のコンセプトは、
時間のない社会人の方が、費用対効果を意識しながら、効率的に、行政書士試
験に合格するための勉強「作法」の確立です。
そのコンセプトの中心になるのが、知識の「抽象化」(知識の「使える化」)です。
講義の中でよくお話しているように、葉っぱの知識を横にどんどん広げていくア
プローチではなく、グルーピングして共通項を発見していくという帰納法的アプロ
ーチです。
このような帰納法的アプローチ(知識の抽象化)を採ることによって、「時間のな
い」という「弱み」を「強み」に変えていくことができます。
「弱み」を「強み」に!
講義の中で度々紹介している、大学受験英語の第一人者である代ゼミの富田先
生も、本の中で次のように書かれています。
『私が今説明しているすべてのことは、結局「抽象化」能力を養うことと不可分で
あり、それが達成できることと同時に実現できるものであるし、教育の成功のカギ
は、どれだけ学習者の抽象化能力を高められるか、あるいはそれが一定以上高
い人間を選抜してさらに高める教育を施すかにかかっていると言ってもいい。』
『抽象化とは「表面が違って見えるものの、中身の共通性を見出す」ことだ。』
(試験勉強という名の知的冒険P145より)
教育の成功のカギ
=どれだけ学習者の抽象化能力を高められるか
このように、一度、知識を抽象化してしまえば、あとは、過去問をただ何回も繰り
返し解く必要はなくなりますし、応用問題にも対応することができます。
もっとも、再受験生の場合、とにかく過去問や問題集を何回も繰り返し「解く」こと
が資格試験の勉強だと思っている方が多いようですが・・・
知識の抽象化(知識の使える化)
富田先生の言葉で云えば、「必要十分で過不足のない知識」=「抽象化によって
物事の共通点を抜き出したもので、コンパクトで統一性があり、ゆるくて曖昧だが
きちんとした範囲を持っており、融通が利いて多くの事柄に柔軟に対応できるも
の」と云えます。
山田式!では、
他資格セレクト過去問集と大学教授の教科書をクロスリファレンスしながら、この
知識の「抽象化」作業=知識の「使える化」作業を行っていきます。
クロスリファレンス学習法!
この知識の「抽象化」作業=知識の「使える化」作業を行うために、不可欠なもの
が過去問「分析」の手法です。
①どのようなテーマから
②どのような内容の問題が
③どのような視点から出題されているのか?
まずは、今まで学習した知識を、本試験で出題される大問のテーマごとに集約化
していく。
時間のない社会人の方が、費用対効果を意識しながら、効率的に、行政書士試
験に合格するための勉強「作法」なのではないかと思います。
大人のための勉強「作法」
=ビジネスでも役立つ思考法☆
こういう知識の抽象化(使える化)が、自分で出来る方は、独学の方がいいですし、
出来ない方は、予備校に行った方が、無駄なことをしないで済むので、より合格に
近づくはずです。
知識の抽象化を独学でやろうとすると、
各テーマについて、グルーピングすることができるだけの大量の問題を検討し、
または、大量のテキスト・基本書等を読んでツボを抽出する分析力が必要ですし・・・
合格コーチも、基本的には、独学派ですが・・・
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