2016年 基本書フレームワーク講座☆民法 第1・2・3回 | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」



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1 フォロー講義


本日(2月6日)、基本書フレームワーク講座☆民法が開講致しました。


9月25日の直前合格答練習の最終回までの約7カ月間、どうぞよろしくお願い致

します。


合格コーチにとっては、大村基本民法をテキストに使って講義をするのは、今年

で、10回目になりますが、今でも、新たな気づきがあります。


受講生の皆さんも、自分自身の課題(テーマ)をしっかりと設定した上で、沢山の

気づきを発見してほしいと思います。


合格コーチが、この講座を通して皆さんに伝えたいことは、森から木、木から枝、

枝から葉へという「視点」です。


大村基本民法のはしがきには、次のような記載があります。


本書は、『制度の趣旨や位置づけなど基本部分の説明に重点を置いた。本シリ

ーズがめざすのは、全体の見通しをよくし相互の関連をつけるということである。

全体の見通しは部分の理解を助けるというのが本シリーズの掲げるスローガン

である』


『本書は、「体系」の提示に重点を置き、枝葉末節にわたる議論には立ち入らな

いことを原則としている。これに対して、制度の根幹にかかわる部分については

かなり詳しい説明をして、十分な「理解」が得られるように努めている』


つまり、大村基本民法シリーズには、その名の通り、民法の「基本」それも、問題

を作成する大学教授の「視点」から見た「基本」が、しっかりと書いてあるというこ

とです。


細かい「葉」っぱの知識を沢山集めるのではなく、ものごとの本質(森)に目を向

けて、自分の「アタマ」で考えてみようというのが、この講座のコンセプトでもありま

す。


森から木、木から枝、枝から葉へ


資格試験の勉強だけでなく、ビジネス(仕事)や日常の生活の中でも、きっと役に

立つ「視点」ではないかと思います。


ある合格者の方は、次のようにコメントしています


『講義の中での条文の読込み、基本書の読込みによって、まずは森=全体像を

把握します。先生の講座を受講するまで、法律初学者の私の知識は、葉の知識

の寄せ集めでした。


しかし、森から木、木から枝、枝から葉という知識を身につける事により、法律の

森で迷子にならない方法を身につけることができ、例えば、本試験で未知の問題

が出題されても、森=全体像からの応用で、正答を導くことができました。


そして、この思考力こそが、実務家となった今日も行政書士としての私の礎となっ

ています。』


今年の受講生の皆さんも、この7カ月の間で、「アタマ」の中に、是非、法律の「森」

を創ってほしいと思います。


2 復習のポイント


① ガイダンス


平成26年・平成27年度は、それ以前と比べて、民法の難易度が急激に上がってい

るのではないかと思います。


平成26年度の出口調査の平均得点率は、43.6%、平成27年度の出口調査の平均

得点率は、52.5 %です。


パワーポイント「受講にあたって③」は、本試験で問題を解くときの受験生の「アタ

マ」の動きをモデル化した図解です。


①記銘→②検索→③適用


まずは、受講生の皆さんは、このモデルを参考にしながら、ふり返りの作業をきち

んと行なってみてください。


①どうして問題が解けなったのか?

②どうすれば問題が解けるようになるのか?


今年は、記述式を除いた部分で同じような得点を取っている方でも、記述式で大

きな差が付いている場合が多いようです。


民法の記述式で、嫡出否認の訴えではなく、親子関係不存在確認の訴えを書い

てしまった方は、どのレベルで躓いているのかを分析をしてみてください。


テーマ「検索」


やはり、ひとつのキーワードから、何のテーマの話なのか、きちんとテーマ検索が

できるかが、記述式対策では必要になってくるはずです。


次に、パワーポイント「受講にあたって⑪~⑯」で、講義の復習のやり方について、

もう一度よく確認をしておいてください。


本試験のほとんどの問題は、パワーポイント「受講にあたって⑯」のようなフレー

ムワークで出題されます。


したがって、復習をするときも、どのようなテーマから、どのような内容の問題が、

どのような視点から出題されるのかという、「出題のツボ」を意識しながらやって

いくのが効果的です。


ゴールからの発想!


講義は、パーフェクト過去問集の問題を分析・検討しながら、「出題のツボ」を伝授

する形で進めていきますので、是非、その知識を、総整理ノートに上手に集約化し

ていってください!



今度、合格者の総整理ノートを書画カメラを使って、ご紹介していきます。


本試験で出題される大問のテーマごとに、①何を、②どのように記憶しておけば、

本試験で得点することができるのかが明確になってくれば、本試験でもいい点が

取れるのはないかと思います。


② 基本書の読み方


基本書を読む際には、いきなり読み始めるのではなく、「目次」と「表題」(タイトル)

を利用して、全体での位置を確認した上で読み進めてみてください。


「基本民法Ⅰ」p19以下であれば、


まず、「1 第1編の中心部分」→「2 本書第1編の付随部分」


という大きな体系を掴み、


次に、「1 第1編の中心部分」では、


(1) 原則→(2) 例外規定→(3) まとめ→(4) 無効・取消し


という大枠を掴んだ上で、各項目の内容を読み進めてみてください。


このような「目次」と「表題」を利用した読み方は、法律の基本書だけでなく、様々

な本を読むときにも使える「読書法」だと思います。


直前期には、この「目次」を使った「目次」学習も効果的です。


なお、今後、講義の中で、ビジネスでも役立つような書籍を数多くご紹介していき

ますので、是非、この「読書法」を実践してみてください!


③ 民法(条文)の構造


まずは、判例六法の民法の目次を使って、「パンデクテン方式」の構造について、

「基本民法」p8の図表を参考に、ご自身なりにもう一度理解してみてください。


民法の条文は、編→章→節→款というように、「森から木へ、木から枝へ、枝から

葉」へという構造になっています。


基本民法p8に書いてある契約についての具体例を参考に、それぞれの条文が、

どの編・章・節・款に書かれているのかをもう一度確認してみてください。


お時間のある方は、条文の目次をコピーするか、法令提供サービスで目次をワー

ドにコピペして、いつも目に入る所に置いてみてください。


法律のプロと言えるためには、問題となる条文がどのあたりにあるのか、民法全

体の中での位置づけ(関係)を把握している必要があります。


基本書フレームワーク講座では、


毎回、判例六法を使って、条文をきちんと引いていきますので、受講生の皆さんも、

予習・講義・復習の際には、きちんと条文を引くという習慣を身につけてみてくださ

い。



最近の民法の記述式の問題は、


日頃はほとんど学習しないようなマイナー条文から、つまり、こんな条文、記述式

では出題されないだろう!という条文から、2問中1問が出題されています。


案の定、受験生の皆さんは、ほとんど出来ていませんが・・・


現在、youtubr動画で、民法マイナー条文☆記述式シリーズを収録しておりますの

で、順次アップしていく予定です。


民法マイナー条文☆記述式シリーズ

   ↓こちらから 

http://bit.ly/1STbm4G


マイナー条文記述式対策は、是非、このyoutube動画も参考にしてみてください!



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