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1 フォロー講義
基本書フレームワーク講座の民法も、全60回中54回まで終了し、残すところ、あと6時間となりまし
た。
民法は、学習範囲も広く、復習するのが大変ですが、今のうちから、少しずつでも復習をしてほしい
と思います。
復習をするときに大切なことは、 基本書を何回も繰り返し読むことでもなければ、過去問を何回も
繰り返し解くことでもありません。
今年の本試験に出題が予想されるテーマの出題の「ツボ」を抽出(集約化)して、その出題 の「ツボ」
をきちんと記憶していくことです。
復習をする際には、
各テーマごとに、①何を、②どのように記憶しておけば本試験で得点することができ るのかを意識
してほしいと思います。
4月21日には、民法の復習がきちんと進んでいるかをチェックするための実力診断テストを実施いた
します。
今回の民法☆実力診断テストでは、
皆さんの民法の基礎力を診断するとともに、今後の学習法について、①何を、②どのように勉強して
いけばいいのかという視点からお話していきます。
民法☆実力診断テストの詳細
↓こちらから
民法☆実力診断テストは、無料公開講座となっておりますので、受講生の皆さんは、是非、 ご参加
ください。
2 復習のポイント
① 不当利得
まずは、入門からの民法p402以下で、不当利得の2つの大きな類型について、ケースを理解してお
いてください。
次に、入門からの民法p414で、給付利得の二当事者間の契約関係の巻き戻しについて、取消し・
無効と解除の場合に分けて、もう一度、民法総則の取消しと無効と、契約各論の解除の復習を行っ
てみてください。
給付利得の場合、契約が表の世界で、契約関係の巻き戻しである不当利得が裏の世界となります。
表の世界と裏の世界!
また、入門からの民法p419以下、総整理ノートp264、パワーポイント(第25章不当利得と不法原因
給付⑤)で、転用物訴権について、判例のロジックを理解しておいてください。
最後に、入門からの民法p422以下、総整理ノートp264以下で、不法原因給付について、判例のロジ
ックを理解しておいてください。
判例の事例は、未登記建物でしたので、既登記建物の場合にどのような結論になるのかも、 理解
しておいてください。
② 不法行為(1)
まずは、入門からの民法p428以下、パワーポイント(第25章不法行為責任②)で、不法行為におけ
る、過失責任と無過失責任、その中間である中間責任の意味をよく理解しておいてください。
不法行為を学習する上での基本となるところです。
次に、入門からの民法p430以下、総整理ノートp267以下で、一般不法行為(709条)の要件と効果に
ついて、判例の知識を整理しておいてください。
最後に、入門からの民法p446以下、総整理ノートp273以下で、監督義務者の責任(714条)について、
要件と効果について、判例の知識を整理しておいてください。
監督義務者の責任は、
未成年者が、責任能力があるのかないのかに分けて、処理パターンを作っておいてください。
③ 不法行為(2)
まずは、入門からの民法p447で、使用者責任の制度趣旨について、過失責任の原則の例外 という
視点から、もう一度、よく理解してみてください。
次に、入門からの民法p448以下、総整理ノートp270以下で、使用者責任の要件・効果について、判
例の知識を整理しておいてください。
不真正連帯債務について、共同不法行為とも関連させながら、連帯債務との違いを理解しな がら、
知識を整理しておいてください。
講義の中でもお話したように、不法行為について、重要論点は、ほとんど出題されていますので、あ
とは、繰り返しのサイクルに入ります。
したがって、過去問に出題された論点について、判例の事例を中心に、各要件・効果ごとに、知識を
整理しておいてください。
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