ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲(1987年) | 勝手に映画紹介!?

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲(1987年)

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲

WOWOWでエアチェックしておいた「ビー・バップ・ハイスクール」全6作一挙放送を消化中…今度はシリーズ3作目の「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲」です。ミポリン演じる今日子ちゃんが遂にいなくなった…設定上は海外留学だけど、ミポリン側が出演を断固拒否したらしい(映画秘宝の小沢アニキのインタビューによると、プロデュサーが説得してなんとか2作目までは出演させたと)。オープニングなど、過去作品の映像でミポリンの姿が流れるのが余計に虚しい。ついでに翔子ちゃんも中野みゆきから五十嵐いづみにバトンタッチ。

愛徳高校の不良、加藤浩志と中間徹は、憧れていた泉今日子が海外留学してしまい意気消沈。そんなある日、進学校・桜ヶ丘高校で番長を務める腹巻鉄也が愛徳に乗り込んできた。聞けば、浩志と徹の後輩たちが桜ヶ丘の生徒をシメたそうで、その落とし前をつけにきたという。トラブルを避けたい浩志と徹は、偶然通りかかった立花高校の郷ミノルに腹巻を押し付けようとする。また、腹巻との騒動が一段落し、友人で北高校の番長、前川新吾に女を紹介してもらえることになった浩志と徹だったが、途中で須賀良治率いる不良グループと揉め事を起こし…。

放送前に…“不適切なセリフがあるけど、オリジナルを尊重してそのまま放送”というような意味のテロップが。そうです、この映画では“コー●ン”連呼…もう一度いいますよ、“コーマ●”連呼してますからね。トオル、ヒロシ、キクリンが一緒につるんで、シンゴに女を紹介してもらう時にも…“ザ・●ーマンズ”なんて名乗るし。今回の放送で、一番気になっていたのが実はそれだったり。かつて地上波放送された時は、前述の言葉を発する場面はみんな音声処理されてましたからね…今回のWOWOW放送どうなのかなって心配してたけど、無事に処理なしでした。

ミポリンはいなくなったけど、1作目で強敵“へび次”を演じた小沢仁志アニキが、2代目の前川新吾として登場!以降、完結編までレギュラー出演。そして2作目で戦った山田敏光の土岐光明さんも、2代目のミノルちゃんとして再登場…こちらも以降はレギュラー出演。これに1作目からレギュラー出演中のキクリンを加えて、ようやくビー・バップらしい役者が揃ったという印象もある。一方、ミポリンの穴を埋めるためか…女性キャラがやたらと増えたような気もし、そして不自然なくらいパンチラも出てくる。脇役だけじゃなく翔子や順子さんまでパンツ見えてる。

あと…一番強烈なのは、腹巻ですかね。シリーズの殺陣(アクション)を担当している高瀬将嗣さんが自ら演じている。ミノルちゃんとのからみは、とにかく腹を抱えて笑いっぱなし…今まで以上に身体を張ったギャグなども増えてきた印象だ。後半は停学中の不良グループとのトラブル。翔子ちゃん拉致されちゃうし…もう、あそこまでいくと不良の喧嘩を通り越して、犯罪にしか見えないんだけどね(笑)クライマックスの工場を使ったアクションなんかも、見た目は華やかだがちょっとやり過ぎな気がしないでもない。高揚感は1、2作目の方が高かったよね。


監督:那須博之
出演:仲村トオル 清水宏次朗 宮崎ますみ 五十嵐いづみ 小沢なつき 高瀬将嗣 小沢仁志 土岐光明


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