新井素子関連モノ発掘

メモ

新井素子関連モノはいくつか発掘したので、記録。

最初に名前を知ったのは「ふぁんろーど」1982年1月号の巻頭特集「ひとめ素子に…」。12ページ。思えば「ファンロード」を購入しはじめたのもこの号からでした。

「リングにかけろ」のパロディは、今わかるヒトどのくらいいるだろう(^_^;

のちにヤフオクで手に入れた第一回奇想天外SF新人賞をとったときの「奇想天外」1978年2月特大号。

選考委員が、星新一、小松左京、筒井康隆って豪華! 選評を読むと星新一以外がまったく推していなかったり。

小松 「あたしの中の……」これは16歳の少女でしたね。

 これは、驚いたの一言につきたな、ぼくは。

小松 そうかねえ、ぼくはあんまり感心しなかったけど。

 違った世代が、ついに出現したという感じを受けましたね。テンポというものがあるんだ。いままでの小説の中にない新しさというテンポだろうと思うんだ。

筒井 それならば、むしろ「カッチン」の方がいいですね。「あたしの中の…」の場合は、噺がよく出来ててかわいらしいんだけども、女性の饒舌体とか、マンガの吹き出し的なセリフが生かされてないんですよ。もっともっと生かせたと思う、欠点がちょっと目につき過ぎる。

よく受賞できたなあ(^_^; あとのことを考えるとこの一作で見出した星新一の慧眼すごい。ちなみに同じ回の佳作入選に山本弘。

「まるまる新井素子」(別冊SFイズム・1983年5月)と「新井素子100%」(SFアドベンチャー増刊・1985年12月)。

「新井素子100%」掲載のとり・みきの「ニッポン新井素子時代」は「裏とり」に収録されています。(あれ、絶版?)

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