さくらんぼ 介護日誌

介護保険サービスからつどい場へ! デイサービスやヘルパー、ケアプランで出会った多くの利用者との思い出をつづります。

家族の意向を事業所全体で把握する。
家族との信頼関係を築く礎となります。




家族には家族の想いがあります。

施設では「これが当たり前」と思う事も

家族にとっては「この方が良い」という。


カパカパと明らかに合っていない入れ歯であっても

入れ歯を入れておかないと…母ではないと言い

合っていない入れ歯を外すことを拒む家族もいます。

そのことで…不穏な状態になることも多く

食事の量も減ってきたとしても…

家族には入れ歯をしている姿が家族にとっての母なのです。


そのために…健康教室などが効果がある…ということはわかる。

ただ…知っていることと理解できることは違うし

理解できたとしても実践するかどうかも違う。


どれだけ啓蒙したとしても、事業所の考える通りになるとは限らない。


こういう一つ一つを…スタッフとともに考えることが

介護人材育成のベースになると考えるんです。


介護の事業と言うのは

「事業所の思う通りに介護をする」

それは理想であって、現実ではない。

現実は…利用者や家族の「声」に育ててもらうのが介護事業所なんです。
(だから…PONTAは“第1号の利用者”が事業所の方向を決める!逆に、迷ったら“第1号利用者に聞け!”を自分の中のルールにしています)

時に…理不尽に思えるような要望であったとしても

利用者や家族の側から考えてみる習慣を持ち

「どうして家族はそれを望むんだろう?」と

素直な気持ちで受け留めることに取り組んできました。


その繰り返ししか…利用者や家族と信頼関係を築くことはできないんです。


表面的な人間関係なら

そのスタッフのキャラクターや事業所の方針、サービス内容でも十分です。


でも、信頼関係を築くのは、利用者や家族の「声」にどれだけ耳を傾けたか?でしか築くことはできません。


だからこそ…「要望報告書」や「苦情報告書」が大切なんです。


家族や利用者との繋がりの深さが、この報告書の量に比例する記録だから…


さて…そんな「要望報告書」

ココで…今日も恒例の(笑)

興味のある方はコチラからお問い合わせください。

さくらんぼの「要望報告書(記入例付き)」を公開いたします!





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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 武久
    • 2015年09月14日 20:26
    • 利用者 利用者家族の変化などを 見る目
      利用者 利用者家族の心の声を聞く耳

      愚痴 否定 批判批評ばかりの 口は要らない
    • 2. PONTA
    • 2015年09月16日 07:32
    • 武久さんへ

      アゴの筋肉ばかり発達した介護職の多いこと…

      その昔…赤ちょうちん🏮で、上司や会社の悪口や愚痴をこぼしていたおっさん達と一緒なんだよね。
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