B・スネディカーの出場 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。

昨日から始まったBSオープンにB・スネディカーが出場しています。

PGAを主戦場とするスネディカーは先週は松山英樹と同じ10位Tでのフィニッシュでした。
 →「シュナイラーズOPN最終日」

ホストプロの一人としてですが、彼に注目したいのはパットの上手さです。

(他の選手に比べて)体つきが小さい(185cm、84kg)ですから飛距離では後塵を拝しています。

既に閉幕した14年の飛距離は285.6ydsでランクは121位ですので、松山(ランク51位)や石川遼(同80位)より飛距離では劣ります。

ところが10年選手のスネディガ-はPGA通算6勝。

飛距離で劣っても彼の強さはショートゲーム。中でもパットの上手さは定評があります。

2勝した12年のSGP(*1)=0.861でランク1位。

同じく2勝した13年は 0.693でランク4位でした。

未勝利の昨年度(14年)は0.330でランク27位で、少々パットのパフォーマンスの衰えが気になりますが、彼のパットには注目の価値があると思います。

勿論、完璧に整備されているグリーンとは言え、芝質(*2)が違うこともあるので、そう簡単には対応できるかは分かりませんが、、、。

それに、スネディカーは契約メーカー(BS社)のパターを長いこと使っています。これも彼の誠実さを示しているように思います。

袖ヶ浦では、感触が良いとの理由でマレット型(TD-02)を起用しているそうです。

日本オープンで勝った池田勇太が長いことBS社のパターを使って来ているのに似ていて興味深いですね(尤も、池田はこの試合では違うメーカーのパターを使用していました)。

今日、2日目もほぼ終日のNET中継があるようですから、楽しみですね。

以上データ・STATSは全てPGAから引用させて頂きました。

*1:Strokes Gained Putting →「パットの真の巧拙指標の計算」

*2:新袖コースではT-1(オーガスタで使用するA-4の改良種)をグリーンに使用していますが、袖ヶ浦コースはオールドベント、ニューベントと呼称しています。これは芝種を言う名称ではなく2グリーン(いずれもベント)の識別のための呼称です。
 詳しいことを御存じの方は教えて下さい。

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